迷子

今週は大阪にいたのだが、新大阪から大阪まで移動してここから地下鉄の乗換えで迷子になった。
東梅田、西梅田、大阪、梅田、北新地などと田舎者の僕にはわかりにくい。
道を教えてもらってもわかり辛く、かなりの距離を歩いた。
宿泊先のホテルはインターネットで前日決めたのだが、場所がよくわからずホテルに電話した。
言われたとおり歩いたら次の駅。
せめて曲がる交差点の名前を教えてくれればいいのに。

こんなに歩くのなら、梅田から電車に乗らずに歩いたほうが近かった。
ひさびさに方向音痴を実感。

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梅田の歩道橋の上にて。

さよならマイケル

今年に入ってから、マイケルジャクソンの音楽が聴きたくなって、何枚か購入した。ipodに入れてある。

ロンドン公演ができる状態ではないだろうに、彼はどうするんだろうと思っていた。こんな形で終わるなんて彼らしいのかもしれない。
純粋な人だったのだろうと思う。
たぶん僕はマイケルのファンだ。ずっと昔から。
ローファーはBASS。彼がムーンウォークをするときに履いていたからという理由でずっと持っている。
ジャクソン５の頃からのファンだ。

スリラーのリマスタリング版も発売日に購入した。
このCDの曲を聴くと、オリジナルが売り出された頃のことを思い出す。

医学部に勤務していた頃知人となったある女性のことが浮かぶ。
綺麗な人で笑顔が素敵な人だった。

勤務してた病院から駅に向かう途中の、人だけが通れる細い道を歩きながら、息を吐き出すように「わたしね・・乳房ないんだ・・」と微笑みながら言った。

僕は少しだけ微笑むしかなくて何も言わずそのまま歩いた。
駅でその人と別れて電車に乗ってウォークマンから流れたのはスリラーだった。


今日マイケルが亡くなった。

今夜はとても多くの人が彼とそれぞれの思い出に浸っているだろう。

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一昨日の梅田にて撮影。
路上ミューシャンの音楽を歩道橋に座って聴く二人。


マイケルの音楽はプレスリーやジョンレノンのように、ずっとずっと愛されると思う。

蝶

車を降りて鞄を持って歩いていたら、右の二の腕に紋白蝶がとまった。
ほんの1秒にも満たない時間だったけど、立ち止まって蝶を見た。

先週末は東京にいた。

雨の中、こんな蝶を発見した。

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紫陽花

今年は近場の移動が少なくて、なかなかお散歩写真を撮れない。
これは去年の6月の写真。

R-D1 HEXANON50mmF2
たぶん、このレンズです。

雷

今日は車にて名古屋日帰り出張だった。
昼過ぎまでは晴天だったのに、帰りはまだ４時だというのにヘッドライトが自動点灯するほど暗くなった。
PAで休んでいると、叩きつける様な雨が降り出した。
雷も光り、これじゃゲリラ豪雨みたいだ。
こんなんで夏を感じるようになったことがちょっとさびしい。

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岐阜中津川宿の老舗和菓子屋にて。

ポジティブ

昨日、深夜にテレビをつけたら、NHKで小澤征爾先生の子供の頃から青年までを息子さんが小澤先生の父親役で演じながら、先生の語りで繋いでいく番組があった。

小澤先生はピアノの才能があり期待されていたのに、音楽と同じくらいラグビーも好きで、そのラグビーで両手人差し指が変形するほど骨折をしてしまった。
でも先生はそのラグビーがあるから今があると言う。
ピアノが弾けなくなって、指揮者を目指すのだけれど、目標を切り替えて前に進むガッツが凄いと思った。

必死に頑張るような部分が今の日本人にはなくなったと先生が語っていた。
確かにそうかもしれない。
いなくなったんじゃなくて、少なくなったというべきかもしれない。

ピンチがチャンス。

僕も自転車で一人旅をしたり、生きるために一日いくつもの仕事を夜中までしていた時期があった。
中途半端な甘ちゃんで、屁理屈ばかりで意気地なし。他力本願で小心者な僕がまだこうして生きていられるのは、若かった頃の数年の経験があるからだろうと思ってる。
悲しいかな僕は努力や忍耐とは縁がなく小澤先生ほどのストイックさや恵まれた才能はなかったけれど、もし若い頃の経験がなかったら、もっともっと後ろ向きな生き方をしていたんじゃないかと思う。

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キャンドルナイトのボツ写真より。

安曇野の清らかな水

昨日掲載した安曇野の大会会場から車で５分ほどの所に、大王山葵農場がある。
ここは安曇野の観光スポットで、僕のお勧めはソフトクリーム。山葵が入っているんだけれど、ソフトクリームの上にも摩り下ろした山葵を乗せて食べる。

今年の夏は久しぶりにこの万水川から犀川を漕ぐ予定だ。
以前は毎年訪れていたが、長良川など県外の川に行くことが多かったので、原点回帰して気分を新たにできそうだ。

この写真の場所は映画のロケにも使われていると過去の日記に書いたので、一部の方はご記憶にあるかもしれない。



激流はないけれど、湧水のために水がとても澄んでいて、気持ちが爽やかになる。

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にじますカップ

今日安曇野市でにじますカップが開催された。
もう15回になるんだそうだ。
僕は自分のクラブのメンバーの応援と今年で38回になる天竜川の大会のフライヤーを配りに顔を出した。
昼休みにおおさわくんにインタビューされる形で大会紹介をしてきた。

最初は小太郎杯という大会で、観客なんて誰もいない大会だった。
この大会はスラロームはとても楽しいのだと再認識させてくれるいい大会だ。
今年は参加者が180人を超えた。
いつの間にか日本のトップ選手たちがずらりと並ぶ大会になった。
2枚目の写真は北京オリンピックに出場した矢沢選手で手前がワイルドもプレイボートもスラロームも一流の八木選手。



続けることの苦労が痛いほどわかるだけに、この大会をずっと支えているおおさわくんの努力と情熱に感服する。

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道草

先ほどカヌー大会の打ち合わせで役場に顔を出した。
役場も中学校も、小学校も段丘の上にある。

小学校の校門はグランドから見ると、河岸段丘の上に浮かんでいるようにさえ見える。
打ち合わせが終って帰るときに見上げると、空が高く爽やかで、帰宅する子供たちの足取りまで、軽やかに見える。

路傍の石を座り込んで眺める子。
ペットボトルに放り込んだ虫を自慢げに頭の上に掲げる子。
それを羨ましそうに覗き込む数人の子供たち。
歩道に座り込んで話に熱中する女の子。
子供たちは遊びに本気だ。

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路傍の菖蒲

キャンドルナイト 4

先週末のキャンドルナイトの話の続きです。

駅近くのホテルに予約済みということで、そこまで送って行くことになった。
五平餅で既に駄目押しの満腹だったが、月尾先生たちはラーメンを食べたいと言うのでラーメン屋を探した。
地元なんだからと頼まれても、実は僕は地元じゃ飲み歩くことがない。多分新宿や渋谷のほうがずっと詳しく説明できる。きょろきょろと探したら偶然見つかったのでそこに入ることにした。「ここは美味しいのかい？」と尋ねられたが、全くわからない。
ここでまたビールも飲んだ。
活躍している方々ってのは、食も旺盛で、食べて飲んで語って笑って、実に充実している感がある。

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