あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

馬籠宿から妻籠宿旧道散歩 2

2019年12月05日 21時40分42秒 | panasonic tx1
昨日の続きになります。

一石栃立場茶屋は無料休憩所で、地元の方々により保全されている。
時々テレビなどでも取り上げられる場所で、外国人の利用者のほうが圧倒的に多いそうだ。

馬籠宿を出て3㎞ほどの場所で昼食をとった場所からも2㎞弱。それほど疲れていなかったが立ち寄ってみた。
噂に違わず外人さんばかり。スタッフのおじさんたちがずっと英語で木曽の話をしていた。
地元の高校生たちもいたが、たまに通り過ぎる外人さんに英語でお誘いしていた。
座ると紙コップのお茶を女子高校生が渡してくれた。
テレビなどで9割が外人さんが訪れる場所というのもわかる。
日本人は誘ってくれないのだ。

僕は2名の外人さんの横でお茶を飲んでいたが、一度も語り掛けられることもなく時間を過ごした。
飲み終えたお茶の紙コップを目の前のスタッフのおじさんに返したが外人さんたちとの会話に夢中で目線も合わずじまい。
僕がリュックを肩にかけて席を立とうとしたら、「お茶飲みますか?」とそのおじさんに声をかけられた。

3名の旅人がそこにいたのだが、おじさんには僕ではない2名しか見えていないようだ。

暖簾をくぐって外に出ると、女子高生が外人さんたちに声をかけていた。
フランス人らしき外人さんたち家族は道を急ぐのでとお断りしていたが、ご家族たちを誘われて御主人らしき方がここには寄らないよと声をあげていた。
どうも帰りの予定に間に合わないようで急いでいるようだった。

この場所だが、もう40年以上で曖昧な記憶だけれど自宅から日帰りツーリングして自転車でここに寄ってここで水を御馳走になった。


一石栃白木改番所跡を過ぎるとまた川沿いを歩く。




誰が作って置いたのかわからないが、ホウの枯葉を切り抜いて並べてあった。
さきほどの道を急いでいた御主人さん大喜び。ジェーソンに似ていたからかな??




神居木の看板。樹齢三百年を超すサワラの木の説明。
記憶が定かじゃないが、この木1本で風呂桶が300個作れると書いてあったと記憶している。



この先で車道に出る。この車道から見た旧道は車で馬籠を訪れる方がよく目にする石畳のイメージだ。
車道を横切り進みもう一度車道を横切って旧道に入る。




ちなみにこの車道は「初恋街道」と呼ばれている。不思議なことに長野県側だけだ。
以前は馬籠は長野県だったので、馬籠までそう呼ばれていたのだろうと思う。


車で初恋街道を200メートルも進めば男滝女滝の看板があるのだが、旧道は滝よりも数十メートル高いところまで登り、沢を下に見ながら山の中腹を越えていく。

今日はここまで

panasonic tx1
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馬籠宿から妻籠宿旧道散歩 1

2019年12月04日 20時44分30秒 | panasonic tx1
既出ではありますが11月24日は馬籠から妻籠を歩いた。
11月23日は文化文政風俗絵巻之行列という昔の恰好で練り歩くイベントがあり行きたかったけれど、身内の見舞いで東京に出かけてしまったので中止。帰宅し翌朝起きて雨も降っていたこともあり気持ちは半分削がれていたが、9時過ぎから晴れてきたのでリュックにレインウェアと薄目のダウンとコンビニのおにぎりと移動食を詰め込み、夏山の恰好の上にパタゴニアのR2を羽織って、木曽に向かった。

11時過ぎに到着したが馬籠は相変わらずの混みようで一番離れた坂の下の駐車場に車を入れた。
観光案内所で帰りのバスの時間を確認して歩き始めた。

妻籠への道は中仙道旧道である馬籠宿の坂を上り馬籠陣馬上展望台の端から山に入っていくのだが、写真にあるようにいきなりの下りだ。
馬籠峠に登っていくのだが細かな起伏が多い。
梨子の木坂などの石畳の坂道の先に、先日アップした十返舎一九の碑がある休憩所に着く。このエリアは赤い砂利が路面に交じっていて、桜の花びらが落ちているようにも見える場所だ。




この写真の奥にある東屋でランチタイム。
この小さな集落を抜けて熊野神社の先が馬籠峠だ。




峠の茶屋の脇の細い旧道に入り峠を一気に下ってゆく。







路はそこに生えている木々の落葉で、ところどころ色を変えていく。








今日はここまで

panasonic tx1

leicaでも撮影しているので、またそのうちアップするかもしれません。
次回は一石栃立場茶屋から神居木辺りまでの予定。







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今年の林檎

2019年12月04日 08時26分11秒 | summilux50mmF1.4asph
数日前に知り合いの果樹園で、出荷が終わったので好きなだけ林檎を取りに来てとお誘いがあった。
持ち帰った林檎を食べてみたら、正直なところとても美味しい。
林檎の選定が上手になったのか今年の味がいいのか。どちらかわからないけどとても美味しい。

Leica m-p , Leica summilux 50mmf1.4asph.

これは先週日曜日に東京に向かう途中に地元で撮影。
林檎じゃなくて柿。僕の住むところは柿もとても有名。
朝霧に霞んで美しかったけれど、東京に急ぎで行かなきゃならずこれ以上の撮影は諦めた。
コメント (8)
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雨の石畳 (神楽坂)

2019年12月01日 22時05分51秒 | summilux50mmF1.4asph
雨の石畳は風情がある。

leica m-p, leica summilux50mmf1.4 asph.

今夜NHKでフィラデルフィア管弦楽団とハオチェンチャンによるラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番の放送があった。
リビングのテレビは妻に譲り、僕はポータブルテレビのチープな音で1時間聴いた。
8年前ハオチェンチャンの演奏を聴いた。インパクトのある凄い演奏だった。
今日放送のラフマニノフも同様に素晴らしい演奏だった。
日本では辻井伸行がクライバーン国際コンクールで優勝したという報道は常にあるが、もう一人の優勝者のハオチェンチャンは取り上げられることは滅多にない。

フィラデルフィアは彼がピアノを学んだ街でもあり、日本でその地のオーケストラをバックにクライバーンがチャイコフスキーコンクールで優勝した時に演奏したラフマニノフの演奏とは何か縁の様なものを感じる。
(クライバーンが演奏したのは第3番だったけれど)
コメント (10)
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