雨でしたが、ここ数日が見ごろという、越前町の田んぼアートを見に行きました。
福井市から車で40,50分走り、鯖江市市街を抜けると、一気に田園風景が広がります。越前町に入り、樫津東の交差点近くの「おもいでな」という農産物直売所で場所を聞いて、宮崎台中学校に向かいます。教えられたとおり、中学校の敷地に入り、グラウンドの応援席から見ると、中学校の敷地がある台地の下に、カラフルな田んぼアート作品が見えました。
これは、地元住民が5年前からやっているもので、黒米や白っぽい稲など、色の異なる稲を植えて、アート作品に仕上げているとのこと。今年は、デザインをはじめて応募した結果、辰年にちなみ、竜が「たちあがろう日本」と呼びかける形になっています。
のどかな田園風景の中に、突如広がる田んぼアート。作品自体も素晴らしいと思いますが、雨だからか、見学者は他になく、とてもゆったりと眺めることができました。
逆にいえば、あまり見る人は多くないのに、こんなすばらしい作品を仕上げるのもすごいなーと、感心してしまいました。