若狭町では、三方五湖をすぐ窓の下に望む湖畔のドライブイン吉田で、
名物のイカ丼を食べました。
地元産のイカの刺身がたくさんとろろと和えてあります。
海鮮丼は数あれど、これは初めて食べました。美味しかったです。
その後、滋賀県を経由して京都へ向かう鯖街道の宿場町・熊川宿に来ました。
中山道の奈良井宿や妻籠宿のように、昔の宿場の風景が残っています。
聞けば、ここは、若狭湾の港町に北前船で運ばれた物資を京都へ届ける最短ルートだったようで、
その関係で、物流の拠点として栄えたそうです。
18世紀後半からは、若狭湾でサバが大量に採れるようになったので、それを京都へ運ぶ「鯖街道」の
宿場のひとつとなり、現在でも、若狭地域から琵琶湖畔・京都方面へ抜けるバスが通っています。
熊川宿には、様々な古文書等を展示している資料館(宿場館)もあり、
地域の歴史を勉強している語り部さんのご説明をきくことができます。
また、復元された古民家(伊藤忠商事2代目社長の生家!)に泊まることもできます。