「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

美浜の浜開きのあとは酒蔵へ

2012年07月12日 | 福井のミミより情報

昨日は、美浜町久々子(くぐし)浜の浜開きに行きました。JR小浜線の美浜駅からも比較的近くです。

懐かしいほど素朴な風景の残る海水浴場で、神事・関係者のあいさつが行われ、今年の海水浴場の盛況と無事を祈りました。

 

その後、近くの「早瀬浦」という銘柄を作る近くの酒蔵へ立ち寄りました。ひんやりとした空気とずっしりとした歴史を感じる土蔵で、

「昔は大手の桶売りをやっていたが、自分が東京から戻った時、町の元気もなくなる 中、今後この蔵がどう生き残っていくべきかと思い悩んだ。だが、地域の歴史を勉強すると、昔の人の苦労が分かり、それに励まされるように、小さい蔵が生き残るために、嘘をつかない、地道で丁寧な酒造りを目指すようになり、その結果、酒が近年評価されてきた」

というお話を、いかにも誠実そうで人の良さそうな若旦那からお話を伺いました。なかなか分かりにくいところにあるこじんまりとした酒蔵ですが、その雰囲気から、一度行くとファンになりそうです。もちろん、味もすっきりと辛口で美味しいそうです。

 

余談ですが…美浜町のキャンペーンガールは、特産のへしこ(さばの糠漬け)をイメージした「へしこちゃん」。住民票もあるようで、恋人は「コシヒカリ 糠男」だそうです。