今日は、温かて雪も降らなかったので、週末としては3週間ぶりに出かけました。
まずは、生協の生産者を訪ねるツアーに参加して、越前町の味噌屋さんに行きました。このようなツアーは、普段食べている野菜や加工食品がどのように作られているかを知ることができるほか、普段なかなか体験できないことができるので、個人的に大好きです。
さて、こちらのメーカーは、とにかく安心安全なものにこだわって生産しているとのこと。自家製で農薬を使わないで育てたお米から麹を作り、その麹を使って味噌を作っています。今日は、我々も味噌作りを体験させてもらいました。
茹でた大豆を機械で潰して塩と麹を混ぜ、容器に隙間なく詰めていきます。
この時、容器の底をたたくなどして、空気を抜くのがポイントのようです。
容器に詰めたら、貯蔵期間中にカビが生えないよう、容器の口の周りに着いた味噌をアルコールできれいに拭きとり、その後、ラップをして、密閉します。ここでも、表面を平らにして隙間がないようにするのが重要だそうです。
ちなみに、福井は米の麹を使った米味噌文化だそうです。九州は麦麹を使った麦味噌、名古屋や東北は豆の麹、一昨年味噌作りをした山梨の甲州味噌は、米麹と麦麹を半分ずつでした。福井の米で仕込んだ手前味噌、夏を越えてどんな味になるのか、楽しみです。
その後、麹を使った塩麹や甘麹の作り方を教わりました。甘麹とは、麹を炊飯器で保温して作ったもので、いわゆる酒粕と砂糖などで作ったものとは違う、コメ本来の甘みがします。べとついた甘みの甘酒は飲めない私も、さっぱりとしているので美味しく頂きました。健康にも、料理の隠し味にもいいようです。家でもうまくできるかな。。。