お釈迦様の誕生日を稚児行列で祝う花まつり。神社仏閣の多い福井ではあちこちの寺社でやっています。お釈迦様のお母さんが、夢で白い象を見たらお釈迦様が生まれたという言い伝えに基づいて、白い象を引いて、きれいな衣装を着た子供たちが行列するやつですね。
せっかく幼い子を連れて福井にいるので、せっかくなので体験しよう、どうせやるなら永平寺で、ということで、永平寺の花まつりに参加しました。
まずは11時頃に集合して、化粧をしてもらい、衣装に着替えます。子供にしてみれば何をされているのかさっぱりわからないと思いますが、うちの息子は気が弱いからかこういう時はおとなしくされるがままになっていました。
女の子は頭に煌びやかな冠を乗せ、蝶々のような羽もつけてきれいに着飾っています。男の子も、昔の貴族のような烏帽子をもらうのですが、歩きにくくて息子は諦めました。
白い象を引いた行列は、門前商店街から永平寺境内までの約500mくらいでしょうか。それまでに散歩もしたので結構へとへとのはずですが、みんな歩いているので息子も頑張って歩きました。
最後は、永平寺境内の、なかなか外からは入れない山門で、修行僧が40人くらいお経をあげてくださっている中、くらいの高い和尚さんが洒水(霊力を持ったお清めの水をつけること)をしてくれます。
甘茶もいただきました。お釈迦様の誕生後、天から甘い水が降って来て産湯にしたという言い伝えに基づくそうです。この甘茶、お茶を甘くしているのかと思っ たら、アマチャというガクアジサイのような木の葉を発酵させてつくるようで、ノンカロリー、ノンカフェイン、歯周病に利くなどの効果もあるようです。
3歳の息子も無事頑張って歩いたし、ありがたい気分になりました。合掌。
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