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読むのを楽しみにしていた一冊です。
本を開いた瞬間から
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21ページに渡って最初に『訳者のことば』。
しかも“本書の原著はこれより大きいものではあるが、日本人には比較的重要度の低いと思われる項目を削除して再編集してある。ご了解いただきたい。”
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重要度が高いか低いか個々人によって異なり、国籍は関係ないよね。。。と読みながら思ってしまいました。
著者の意向を一番汲んでいないのは訳者かも。
本文で頻繁に出てくる「犠牲者」が、読んでいて非常に違和感がある単語で、
しっくりきませんでした。オリジナルの言葉は何だったのかなあ。
誤解を招きそうな本の題名ですが、中味はシンプルで「自分は自分」と賢く割り切る。
それこそ日本人の受け止め方は2つに分かれそうな内容です。
「どうでもいいこと」にこだわるエネルギーは他にまわそう、「外は土砂降りでも、心は
上天気」を保つ、たとえチャンスに恵まれなかったとしても前向きな姿勢で取り組もう
といった前向きなこともいっぱい書かれています。ただ同じ内容の繰り返しが多く、
くどい感じ。削除された項目が気になります。