平家物語・義経伝説の史跡を巡る
清盛や義経、義仲が歩いた道を辿っています
 




浄教寺が寺院とホテルの複合施設として建て替えられたことを
テレビのニュースを見て知りました。
地上9階建てで、1階はロビーと浄教寺本堂が同居。
2~9階はホテルとして運営し、
2020年9月28日にオープンしました。



四条通りから寺町通りを南に進むと、
左側に三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺があります。





浄教寺は、重盛が小松谷の邸宅内に建立した
燈籠堂に起源をもつ浄土宗の寺院です。
平家都落ちの際、邸は炎上し燈篭堂だけが残りました。
その後、灯篭堂は、下京区東洞院通松原付近に再興され、
天正年間(1573~92)に現在地に移されました。





平重盛の顕彰碑 と重盛が勧請したという熊野権現を祀った社。

有栖川宮熾仁(たるひと)親王の揮毫(きごう)。
「内大臣平重盛公之碑」と彫られています。
重盛は父清盛の躍進に伴って累進していき、内大臣にまで出世しました。

浄教寺 平重盛(1)  
『アクセス』
「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」
京都市下京区貞安前之町620番
阪急電車・四条河原町駅下車約5分
 「四条河原町」バス停から徒歩約2分
『参考資料』
竹村俊則「昭和京都名所図絵」(洛中) 駿々堂、昭和59年

 

 

 

 



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