長島充-工房通信-THE STUDIO DIARY OF Mitsuru NAGASHIMA

画家・版画家、長島充のブログです。日々の創作活動や工房周辺でのできごとなどを中心に更新していきます。

423. 2021年・令和三年、新年明けましておめでとうございます。

2021-01-01 18:36:41 | 日記・日常
2021年・令和三年、新年明けましておめでとうございます。ブロガーの皆さん、SNSでお付き合いいただいている皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。そして世界中の人々にとって新年が平和で明るい年となりますように。

I wish that your 2021 becomes a good year. And wish that all people on this Earth can live happily and peacefully.

画像は昨年、12月28日に工房の近くにある名刹、成田山新勝寺の年内最後となる「納の不動」という護摩修法に参列して来た時のものです。年末のこの日は特に「新型コロナウィルス終息祈念」の祈りを向けるということだった。「護摩・ごま」は供物を火の中に投げ入れて祈願(焼施)するという意味の古代インドの言語、サンスクリット語の,Homa(ホーマ)の音写であり、古代インドのバラモン教の天部の神様「火天・アグニ」を本尊として祀って行う火の供犠が仏教に取り入れられたものと伝えられている。本堂に参座し、導師である僧侶が人々の願いを書いた木材の板を護摩壇の火の中にくべると赤々とした大きな炎が立ち上がり、1年間の悪い出来事が浄化され天に昇って行くようなイメージを強く持つことができた。

修法終了後、いつものように境内をゆっくりと散策してみた。本堂に隣接する「釈迦堂」や「聖天様」にお参りする。印象として本堂も境内も普段のこの時期に比べ訪れる人々は少なかった。それでもお堂や広場には新年の初詣に備え、縄飾り等、様々な御飾りの取り付けが完了していて観ていてとても清々しい気持ちとなった。

「どうか来年は現在、世界中に蔓延する新型コロナウィルスの猛威が1日も早く収束へと向かい世界中の人々が安心して生活できる世の中となりますように」と心中に思い描き、言い聞かせながら午後の山門を後にした。

ブロガーの皆さんにとっても新年が平穏で実りの多い1年となりますようお祈りいたします。