長島充-工房通信-THE STUDIO DIARY OF Mitsuru NAGASHIMA

画家・版画家、長島充のブログです。日々の創作活動や工房周辺でのできごとなどを中心に更新していきます。

230.『吾輩も猫である』 その三

2016-01-22 20:52:05 | 日記・日常

吾輩も猫である。名前はタマオである。クロトラの♂である。ご存知、エカキのご主人の「長島家」に厄介になっている。かかり付けの獣医の話では人間に例えて70才代なんだそうだ。つい最近、年甲斐もなく激しい縄張り争いをして下腹部に大けがをしてしまった。たくさん、出血もして死にかけたので、この時だけは長島家の人々はとても優しかったのだが傷が治るといつものように部屋のあちこちにマーキングをしたのでとたんに態度が冷たくなった。吾輩の直せない悪いクセである。

そうそう、言い忘れていたが、昨年秋にビッグニュースがあった。これまでこの家の猫族は吾輩一匹だったのだが、新しい仲間ができたのだ。それがこのブログのトップ画像の♀のミケである。まだ生後3か月である。名前は長島家ですったもんだした挙句、次女の方が考えた「チミヨ」と決定した。みんな「チミ」と呼んでいる。またしてもご主人の推す名前は却下されてしまった。どうやら「リン」とつけたかったようだが、ありきたりだということだったらしい。いつまでもブツブツと悔しがっていた。

このチミ、高3になる三女の方の友人の家の前の空き地で親と生き別れて何日も鳴き続け死にかけていたそうだ。見かねたこの友人が拾ってきてしばらく面倒を見ていたようだが、家の事情で飼えなくなり、ここにやってきたということだ。10月10日に来た時には、体重がわずか184gしかなく眼も見えていなかった。それが次女の方の献身的な養育により、あれよあれよと大きく成長し今では吾輩とほとんど大きさが変わらないほどにまでなっている。健康に育ったおかげでとてもヤンチャである。朝早くから部屋中を素早く走り回り、壁を忍者のように駆け登る。寝ている吾輩の顔を鋭い爪でかきむしり、大事な尾っぽに牙で咬み付いて来るのであるからたまらない。毎日、体中に傷が絶えないのである。おまけに吾輩のエサにまでちょっかいを出してくる。

しかし、親のぬくもりや優しさを知らないせいなのか、やたらとすり寄って甘えても来るのである。まぁ、これはこれでかわいいところもある。ようやくできた猫族の仲間でもあるし、なるべく仲良く暮らしていくつもりである。それに近頃、美人いや美猫になってきた。そー言えばこの間、ご主人たちが不吉なことを言っていた。ミケの♀というのは統計的に気性がとても荒いのだそうだ。くわばらくわばら。ちょっと自信が持てなくなってきたなぁ。画像はトップが最近のチミ。下が向かって左から最近のカットもう一枚、一か月ぐらい、家に来て2-3週間ぐらい、吾輩と仲良く寝るようす、吾輩。

 

            



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2 コメント

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猫にはやられっぱなしです! (aoyama)
2016-01-28 23:30:16
お久しぶりです。
私も、妙に猫に縁があって、今は3匹の猫と暮らしています。みんな元は野良猫で、瀕死の状態だった猫ばかりですが、今はとても元気です。みんなわけあってうちの子になりましたが、猫にはやられっぱなしです。とほほ・・。
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コメントありがとうございました。 (uccello)
2016-01-30 22:29:29
>aoyama様 コメントいただきありがとうございました。aoyamaさんも猫派だったんですね。僕はもともと子供の頃から犬派の人間だったのですが、つれあいと娘たちの影響で今は犬猫派となっています(笑)。
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