さあ7月7日です。
七夕(ななた、ではありませんよ!たなばた!)です!
皆さん願い事を書いた短冊を笹竹に吊るしましたか?
「世界平和と家内安全、
それから小惑星探査機はやぶさが無事に地球に帰ってきますように mitsuto1976」
「…あと、ついでに、今後もちょくちょく海外遠征に行ける程度に小遣いが貯まりますように mitsuto1976」
♪笹の葉 さらさら 軒端に揺れる お星様綺羅綺羅 金銀砂子
訳有りカップルが年に一回こっきりの逢瀬に、なんで赤の他人の願い事なんぞ聞いてやらんといかんのじゃー!と天上からヴェガとアルタイルのぼやきが聞こえてきそうだが、
今年は蒸し暑く霞んだ梅雨の夜空を見上げる僕の瞼の裏に、この衛星(ほし)の姿が浮かんでくるのだ。

技術試験衛星VII型「きく7号」(ETS-VII)画像提供:JAXA
「おりひめ」と「ひこぼし」という愛称を持つこの「きく7号」、衛星軌道上での自動操縦による分離や接近・ドッキング実験を行うことを目的としており、平成10年の七夕の日、7月7日には2mまで離れての自動分離・再ドッキング実験に成功。さらにその1ヵ月後には520mまで距離を離しての初期離脱・最終接近実験飛行が行われる。
しかし、その実験の最中にまさかのトラブルが発生、「ひこぼし」と呼ばれるチェイサ衛星はターゲット衛星「おりひめ」を見失ってしまう。
トラブルが解決できないまま刻々と過ぎる時間と共に2機…いや、「ふたり」の距離は12kmにまで離れてしまった。果たして衛星軌道上の恋人達…「おりひめ」と「ひこぼし」は再び出会い、抱きしめあうことができるのか…!?
続きは「現代萌衛星図鑑」(三才ブックス しきしまふげんさん著)でどうぞ!
「きく7号」こと「おりひめ」「ひこぼし」をはじめ、「ひまわり」「すいせい/さきがけ」「みどりⅡ」「USERS」「はやぶさ」「かぐや」と錚々たる日本の人工衛星・探査機たちが萌える美少女に擬人化されて登場、紹介されています。
現在、ネット上の宇宙科学ファンサイト等で話題騒然、絶賛販売中のこの「現代萌衛星図鑑」、僕も遅ればせながらこの程読ませて頂きましたが…
「いや~、所謂『萌え』っていうんですか?何でもかんでも美少女に擬人化するっていうのには正直、今まで嫌悪感を感じてたんですが、こりゃいいですわー!」
人工衛星・探査機を擬人化して紹介するという手法は、感情移入しやすくなるし何より解かり易くていいですね!
だって、この「きく7号」にしたって、単に「分離とドッキングを実験します」って言われるより「カワイイ『おりひめ』とちょっと頼りないけど優しい『ひこぼし』の軌道上七夕デートの大ピンチ、そしてまさかのハッピーエンド!」って感じで紹介された方がはるかに取っ付きやすいし親近感感じるでしょ!?
勿論、我らが奇跡の宇宙船「はやぶさ」も少女に擬人化されてしっかり収録されとります。素晴らしい。
…でも、やっぱり「はやぶさ」は男の子の方がいいような。だって、JAXAの中の人も「彼」「はやぶさ君」って呼んでるよ!
と言いつつ、ショートカットの美少女「はやぶさ」もなかなかエエなぁなどと思ってたりする七夕の夜なのであった。
七夕(ななた、ではありませんよ!たなばた!)です!
皆さん願い事を書いた短冊を笹竹に吊るしましたか?
「世界平和と家内安全、
それから小惑星探査機はやぶさが無事に地球に帰ってきますように mitsuto1976」
「…あと、ついでに、今後もちょくちょく海外遠征に行ける程度に小遣いが貯まりますように mitsuto1976」
♪笹の葉 さらさら 軒端に揺れる お星様綺羅綺羅 金銀砂子
訳有りカップルが年に一回こっきりの逢瀬に、なんで赤の他人の願い事なんぞ聞いてやらんといかんのじゃー!と天上からヴェガとアルタイルのぼやきが聞こえてきそうだが、
今年は蒸し暑く霞んだ梅雨の夜空を見上げる僕の瞼の裏に、この衛星(ほし)の姿が浮かんでくるのだ。

技術試験衛星VII型「きく7号」(ETS-VII)画像提供:JAXA
「おりひめ」と「ひこぼし」という愛称を持つこの「きく7号」、衛星軌道上での自動操縦による分離や接近・ドッキング実験を行うことを目的としており、平成10年の七夕の日、7月7日には2mまで離れての自動分離・再ドッキング実験に成功。さらにその1ヵ月後には520mまで距離を離しての初期離脱・最終接近実験飛行が行われる。
しかし、その実験の最中にまさかのトラブルが発生、「ひこぼし」と呼ばれるチェイサ衛星はターゲット衛星「おりひめ」を見失ってしまう。
トラブルが解決できないまま刻々と過ぎる時間と共に2機…いや、「ふたり」の距離は12kmにまで離れてしまった。果たして衛星軌道上の恋人達…「おりひめ」と「ひこぼし」は再び出会い、抱きしめあうことができるのか…!?
続きは「現代萌衛星図鑑」(三才ブックス しきしまふげんさん著)でどうぞ!
「きく7号」こと「おりひめ」「ひこぼし」をはじめ、「ひまわり」「すいせい/さきがけ」「みどりⅡ」「USERS」「はやぶさ」「かぐや」と錚々たる日本の人工衛星・探査機たちが萌える美少女に擬人化されて登場、紹介されています。
現在、ネット上の宇宙科学ファンサイト等で話題騒然、絶賛販売中のこの「現代萌衛星図鑑」、僕も遅ればせながらこの程読ませて頂きましたが…
「いや~、所謂『萌え』っていうんですか?何でもかんでも美少女に擬人化するっていうのには正直、今まで嫌悪感を感じてたんですが、こりゃいいですわー!」
人工衛星・探査機を擬人化して紹介するという手法は、感情移入しやすくなるし何より解かり易くていいですね!
だって、この「きく7号」にしたって、単に「分離とドッキングを実験します」って言われるより「カワイイ『おりひめ』とちょっと頼りないけど優しい『ひこぼし』の軌道上七夕デートの大ピンチ、そしてまさかのハッピーエンド!」って感じで紹介された方がはるかに取っ付きやすいし親近感感じるでしょ!?
勿論、我らが奇跡の宇宙船「はやぶさ」も少女に擬人化されてしっかり収録されとります。素晴らしい。
…でも、やっぱり「はやぶさ」は男の子の方がいいような。だって、JAXAの中の人も「彼」「はやぶさ君」って呼んでるよ!
と言いつつ、ショートカットの美少女「はやぶさ」もなかなかエエなぁなどと思ってたりする七夕の夜なのであった。