イトカワ上の「はやぶさ」 画像提供:JAXA
さて先週末から熊本県から高速道路を自走して長野の高原までパラボラアンテナ詣でに行ったり、京都で妹と一緒に観光を敢行したり、熊本に帰ってからも息つく暇無く種子島に渡って皆既日食帯に突入したりしていた訳ですが、気がつけば昨日今日と毎年恒例のJAXA相模原キャンパス一般公開が行われていたではないですか!
しかも今年は何と充実の2Days!
JAXA相模原キャンパス一般公開「相模原は宇宙につながっている」
だがしかし、流石に種子島でタクシーをチャーターして島を縦断したりして散財しまくったし、島を無駄に歩き回ったりして体力的にももう限界。
それに何より、今年は僕を相模原の乗り継ぎ駅の横浜まで乗せて行ってくれるこの列車がもういないのだ。
熊本と東京を結んでいた、ブルートレイン「はやぶさ」。
JAXA宇宙研の小惑星探査機と同じ名前を持つこの夜行列車が星空の彼方へと旅立ってしまってから、もう4ヶ月になる…
これまで毎年、夏が来れば熊本駅から「はやぶさ」に乗って相模原まで「はやぶさ」に会いに行っていた。
でも今年は、地上に「はやぶさ」の雄姿は無い…その現実を受け止めるには、僕は余りにも疲れ果てていたので…
そんな訳で、今年は相模原行きは断念しました、残念ながら。
でも、自宅で不貞寝しながら横目でネットの某巨大掲示板の天文板や宇宙科学ファン諸兄のブログを巡回してレポートをチェックしてみると、今年も楽しかったみたいですね。打ち上げ目前の金星探査機PLANET-Cの実機展示があったり、小惑星探査機「はやぶさ」から地球に届く“声”を聞けるコーナーまであったそうじゃないですか。
そんなレポートを目にするうち、僕の心の奥底にはふつふつと行かなかった後悔とこの次の機会への意欲が湧き上がってきたのだ。
「来年の夏は行くぞ、相模原へ!ブルートレイン『はやぶさ』はもういないけれど、夜明けの寝台電車『サンライズEXP』か、何なら日本海回りでブルートレイン『北陸』か『あけぼの』ででも横浜へ、淵野辺へ、相模原へ乗り込んでやるー!!」
…まぁそこまでブルートレインで行くことに拘る必要はないかも知れませんがね。
ところでその小惑星探査機「はやぶさ」の後を引き継ぐ「はやぶさ2」の現状について、松浦晋也さんのL/Dにレポートが出た。
はやぶさリンク:はやぶさ2はサンプルリターン機・インパクターの2機構成に(松浦晋也のL/D 2009.07.24)
「はやぶさ2」計画の内容はまた変化していて、何と「サンプルリターン機」と「インパクター(突入機)」の2機構成になるというのだ。
それはそれで実現できたら魅力的なミッションなのだが、しかしこうも計画内容が変化するとは…
松浦さんによると「目標は従来と同じ、C型小惑星「1999JU3」」で、「すでに、JAXA内の技術審査は終わり、技術的には実行OKということになったとのこと」だそうだが、勿論、このままスンナリと2機の「はやぶさ2」艦隊が打ち上げられる訳ではない。今後も更なる紆余曲折が予想される…
来年6月、ウーメラ砂漠の夜空に輝く「はやぶさ」とサンプル回収カプセルを見つめながら、僕は一体どんな「はやぶさ2」の旅路を思い描いているのだろうか…
さて先週末から熊本県から高速道路を自走して長野の高原までパラボラアンテナ詣でに行ったり、京都で妹と一緒に観光を敢行したり、熊本に帰ってからも息つく暇無く種子島に渡って皆既日食帯に突入したりしていた訳ですが、気がつけば昨日今日と毎年恒例のJAXA相模原キャンパス一般公開が行われていたではないですか!
しかも今年は何と充実の2Days!
JAXA相模原キャンパス一般公開「相模原は宇宙につながっている」
だがしかし、流石に種子島でタクシーをチャーターして島を縦断したりして散財しまくったし、島を無駄に歩き回ったりして体力的にももう限界。
それに何より、今年は僕を相模原の乗り継ぎ駅の横浜まで乗せて行ってくれるこの列車がもういないのだ。
熊本と東京を結んでいた、ブルートレイン「はやぶさ」。
JAXA宇宙研の小惑星探査機と同じ名前を持つこの夜行列車が星空の彼方へと旅立ってしまってから、もう4ヶ月になる…
これまで毎年、夏が来れば熊本駅から「はやぶさ」に乗って相模原まで「はやぶさ」に会いに行っていた。
でも今年は、地上に「はやぶさ」の雄姿は無い…その現実を受け止めるには、僕は余りにも疲れ果てていたので…
そんな訳で、今年は相模原行きは断念しました、残念ながら。
でも、自宅で不貞寝しながら横目でネットの某巨大掲示板の天文板や宇宙科学ファン諸兄のブログを巡回してレポートをチェックしてみると、今年も楽しかったみたいですね。打ち上げ目前の金星探査機PLANET-Cの実機展示があったり、小惑星探査機「はやぶさ」から地球に届く“声”を聞けるコーナーまであったそうじゃないですか。
そんなレポートを目にするうち、僕の心の奥底にはふつふつと行かなかった後悔とこの次の機会への意欲が湧き上がってきたのだ。
「来年の夏は行くぞ、相模原へ!ブルートレイン『はやぶさ』はもういないけれど、夜明けの寝台電車『サンライズEXP』か、何なら日本海回りでブルートレイン『北陸』か『あけぼの』ででも横浜へ、淵野辺へ、相模原へ乗り込んでやるー!!」
…まぁそこまでブルートレインで行くことに拘る必要はないかも知れませんがね。
ところでその小惑星探査機「はやぶさ」の後を引き継ぐ「はやぶさ2」の現状について、松浦晋也さんのL/Dにレポートが出た。
はやぶさリンク:はやぶさ2はサンプルリターン機・インパクターの2機構成に(松浦晋也のL/D 2009.07.24)
「はやぶさ2」計画の内容はまた変化していて、何と「サンプルリターン機」と「インパクター(突入機)」の2機構成になるというのだ。
それはそれで実現できたら魅力的なミッションなのだが、しかしこうも計画内容が変化するとは…
松浦さんによると「目標は従来と同じ、C型小惑星「1999JU3」」で、「すでに、JAXA内の技術審査は終わり、技術的には実行OKということになったとのこと」だそうだが、勿論、このままスンナリと2機の「はやぶさ2」艦隊が打ち上げられる訳ではない。今後も更なる紆余曲折が予想される…
来年6月、ウーメラ砂漠の夜空に輝く「はやぶさ」とサンプル回収カプセルを見つめながら、僕は一体どんな「はやぶさ2」の旅路を思い描いているのだろうか…