天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 18、夜のダマスカス旧市街

2009-09-06 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 17、ダマスカス旧市街 キリスト教徒地区の路地とねこからの続きです

すっかり暗くなったのでホテルに帰ります。
旧市街のイスラーム地区に戻ってきたところで通りかかったモスク。
A-Sayyda Ruqayyaというモスクだそうですが、世界遺産にして聖地のウマイヤド・モスクと違って庶民的です。

日本の田舎のお寺さんや神社みたいに、地域の寄り合い所のような場所になっているようですね。


A-Sayyda Ruqayyaモスクの眩いシャンデリア。
イスラーム文化にはやはり「キンキラ豪華装飾」が欠かせませんね(笑)
シリアのモスクの照明には必ず緑系の燈が含まれていて、キンキラでもどこか涼しげです。


こちらは闇に包まれたウマイヤド・モスク。
人のいなくなった中庭が回廊の照明に浮かび上がり、幻想的です。


中庭を覗き込んでいたら、門が閉められました。
ウマイヤド・モスクの千三百年目の1日が終わります。


ウマイヤド・モスクは閉まっても、参道のスーク・ハミディーエはまだまだ大賑わい。
日中の炎天を避けるかのように、アラブの人々は夜を楽しみます。
実際、空気が乾燥しているせいか夜になると急に気温が下がって肌寒い程。


ライトアップされた夜のヒジャーズ駅。
これで駅構内にはヨルダンへと向かうヒジャーズ鉄道の夜行国際列車が入線していて、発車を待っていれば最高なんですがね…

こうしてダマスカスの一日が終わりました。
それでは、おやすみなさい。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 19、ダマスカス・謎のトラム線路跡に続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 17、ダマスカス旧市街 キリスト教徒地区の路地とねこ

2009-09-06 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 16、ダマスカス旧市街 “真っ直ぐな道”と聖アナニア教会からの続きです

ダマスカス旧市街のキリスト教徒地区はイスラーム地区以上に道が狭く入り組んでいます。
でも、その雰囲気はイスラーム地区とはかなり違います。どことなく、ヨーロッパ的な感じがするのです。以前訪れた、ルーマニアのシギショアラに似ているような気もします。


路地には見慣れたモスクにかわり、小さな祠が。
台座に刻まれた十字架が印象的。


どこまでも続く狭い路地。


路地の先には、また路地が続く。


路地の塀の上にいたシリアねこ。
イスラーム地区ではあまりねこを見かけませんでしたが、キリスト教徒地区にはねこがたくさんいます。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 18、夜のダマスカス旧市街に続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 16、ダマスカス旧市街 “真っ直ぐな道”と聖アナニア教会

2009-09-06 | 旅行
写真:ダマスカス旧市街、ウマイヤド・モスク裏の路地

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 15、ダマスカス旧市街 ウマイヤド・モスクからの続きです

ダマスカス旧市街(古代都市ダマスカス)は城壁に囲まれていますが、城壁内ではウマイヤド・モスクのある西側の区画はムスリムの住むイスラーム地区、東側はクリスチャンの住むキリスト教徒地区と住民の宗教によって“住み分け”されています。

イスラームの聖地ウマイヤド・モスクに立ち寄った後は、趣向を変えて今度はキリスト教徒地区まで歩いて行ってみましょうか。


路地を抜けて、東へ向かいます。


大通りに行き当たりました。
古代都市ダマスカスを東西に貫く、その名も“真っ直ぐな道(Straight St.)”です。
文字通り真っ直ぐ続くこの道、なんと新約聖書にも登場する由緒正しい道なのです。


“真っ直ぐな道”に聳える「ローマ記念門」。
ここから先はキリスト教徒地区です。


キリスト教徒地区にある、聖アナニア教会。礼拝堂は地下の穴倉です。
ここは、新約聖書によると
「キリスト教徒を捕らえるためにダマスカスへと向かっていたサウロはその途上で復活したイエスに呼びかけられ、失明してしまう。
サウロはダマスカスの“真っ直ぐな道”の近くに住んでいた聖アナニアに出会い、彼の家で休ませてもらう。
聖アナニアは哀れなサウロの為に祈ると、サウロの目からは鱗のような物が落ちて再び目が見えるようになった。
サウロはこれがきっかけでキリスト教に改宗し、聖パウロとなった。」
その聖アナニアの家なんだそうです。穴倉に隠れ住んでいたんだ。

ちなみにこれが「目からウロコが落ちる」の語源です!

歴史と伝説、そして諺の語源が、街角に今も存在する。それが古代都市ダマスカス。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 17、ダマスカス旧市街 キリスト教徒地区の路地とねこに続きます

タイ米を炊いてみた

2009-09-06 | 食べる
以前、何度かタイに(JRの中古ブルートレインに乗りに)行ってたのですが、その時にブルトレと同じくらいに実ははまっていたのが屋台で食べる「B級タイグルメ」。
特に、いわゆる「タイ米」のあの独特の食感、苦手な人も多いらしいあの「ポロポロ、ボソボソ感」が妙に気に入ってしまい、
帰国前に現地のスーパーでタイ米を一袋購入して持ち帰ったのですが、帰国後に入院したりして慌しかったもんで、そのまま台所の隅に放置されていた訳です。


で、そろそろ食欲の秋だしと急遽思い立って、炊いて食べてみることにしました。

タイ米ってどう炊けばいいのか、日本の米とは種類が違うので、炊き方も違うのかも知れないなと思い、ネットで検索してみると、
「鍋にお湯を大量に沸かして、米を茹で上げ、その後蒸し上げる」というエラク本格的で大変そうな手法が紹介されていたけれど、でも
「普通の炊飯器で水を多めに入れて炊けばOK」というのもあるな…

面倒くさいし、朝から何も食べていないせいで腹も減ったので、炊飯器でOK説を信じて早速炊いてみた。
但し、水は約1割多め、お米を水に浸けることはせずにすぐに炊飯スイッチを入れて、炊き上がったら長めに蒸らす。ネットで紹介されていた炊き方を総合すると、多分こんなもんだろ。

タイ米は「炊き上がったときの匂いに癖があって苦手」という人もいるらしいのだが、僕はタイ米の匂いは日本の米と似たようなもんだとしか感じません。
炊飯器からは、おいしそうなご飯の匂いが漂ってきました。
じっくり蒸らして…


ハイ、炊き上がり!
見た目は日本のご飯とあまり変わりませんね。粒はかなり細長いですが。
食べてみると…

「これこれ!このポロポロ感!ああ、バンコクやハノイやホーチミンの屋台で食べたご飯を思い出すよ~!」

意外な感じですが、日本食のおかずにもよく合います。今度は「お茶漬け」にしてみようかな。
でもやっぱり、カレーやチャーハンにしたら最高でしょうね。

ああ、また東南アジアに行きたくなっちゃった…
「あさかぜ」や「あかつき」のお下がりのJR西日本のブルートレイン客車、もうタイ国鉄で走り始めてるかな…