天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 25、エジプト航空MS728便の機内食(エコノミー)

2009-09-19 | 食べる
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 24、さらばダマスカスからの続きです

ダマスカスからの帰路もエジプトのカイロ経由となります。
カイロ行きエジプト航空MS728便の出発時刻は夜明け前の午前4時20分。
何でこんな時間に設定してるのか理解に苦しむところではありますが、真夜中の空港でひたすら待つしかありません。
しかも出国税として1000シリアポンドも取られます。


夜明け前のフライトでも、しっかり機内食が出ます。クロワッサンとパン、バター、ジャム、チーズ、それに缶詰果物。
もっとも、大半の乗客は離陸と同時に寝入ってしまい、機内食も断る人が多かったのですが、
「出されたご飯は残さず食べる」が信条の僕はしっかり頂きます(笑)


MS728便ボーイングB737-800はまだ真っ暗なカイロ国際空港に到着しました。
ここで東京・成田空港行きのエジプト航空MS964便に乗り換えるのですが、MS964便の出発時刻は午後6時45分、12時間以上待ち時間があります。
一旦エジプトに入国して、今からギザのピラミッドを見に行く事にします。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 26、ギザ・ピラミッドに続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 24、さらばダマスカス

2009-09-19 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 23、シリア国立博物館からの続きです

夕刻、ホテルに預けていた荷物をピックアップして、ついでにタクシーを呼んでもらいます。
やって来たのはホテルマンの知り合いの自家用車のような、見るからに白タク。
当然、メーターも付いていません。満面の笑みで「行く先は空港か?さぁ乗れ!」と詰め寄るホテルマンを押しのけて、ドアの窓越しにタクシードライバーに
「国際空港まで、幾らで行ってくれる?」と聞くと、
「1000ポンドだ」とのこと。街に来る時に乗ったダマスカス空港の極悪ぼったくり前払いタクシーの1500ポンドに比べたら安いけど、相場の倍額です。
「高いよ!500ポンドにしてくれ」
「NOだ。1000ポンドだ」
「あ、そう。じゃあいいよ。No Thank You!手間かけさせて悪かったね、バイ!」
憮然とした顔のドライバーと呆気にとられてるホテルマンを尻目に、トランクを持ってさっさと大通りの「5月29日通り」に向かいます。

「5月29日通り」の映画館前で捕まえた普通のイエローキャブのタクシーの運ちゃんに
「空港!500ポンドで行ってくれる?」
「ダメだ!安すぎる!」
「じゃあ600ポンドでどうだ!」
「OK!ノープロブレムだミスター」
…1000ポンドぼったくりタクシーを蹴飛ばした直後だったから、ちょっと気前良過ぎたかな?もう50ポンドばかり値切っときゃ良かったかも。


タクシーはダマスカス市内を軽快に走ります。
さらば、ダマスカス。
次に来るのは、いつになることか…いや、もう一度来ることはあるのだろうか?
「楽しかったよ、ありがとうダマスカス!」また来る日まで…

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 25、エジプト航空MS728便の機内食(エコノミー)に続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 23、シリア国立博物館

2009-09-19 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 22、黄昏ダマスカスからの続きです

2009年8月13日

今日がダマスカス滞在最終日。
最後に国立博物館を観て締めたいと思います。


広大な庭園に囲まれた博物館の建物。


庭園にはシリア国内各地の遺跡からの出土品が並んでいます。


正面玄関も遺跡から出土した石門が組まれています。

残念ながら、館内は写真撮影厳禁の為、紹介できるのはここまで。
所狭しと考古学出土品が並ぶ、この地に積み重なった膨大な歴史を体現したような博物館でした。

館内を一通り観て廻ると、圧倒的な展示量に眩暈がする程。
草臥れたので、庭園の一画にあるカフェでひと休み。
   
高原都市ダマスカスは空気が乾いているので、日陰のテラスに入るととても心地良い。
今日もまた、怠惰な午後の時間が過ぎてゆきます。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 24、さらばダマスカスに続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 22、黄昏ダマスカス

2009-09-19 | 旅行
写真:ウマイヤド・モスクの夕刻

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 21、アゼム宮殿からの続きです

午後のウマイヤド・モスク。
中庭では、ムスリムたちが思い思いにくつろいでいます。


僕も裸足で敷石の上に寝そべり、岩波文庫の千一夜物語を読んだり、ぼんやりと大聖堂と青空を見上げたり…

時々、ムスリムがカタコト英語で声をかけてきます。
「どこから来たの?」
「日本だよ」
「君もムスリムなの?」
「いや、僕は特定の神様は信じてないよ。日本人には神様がたくさんいるんだ(Japanese has a lot of God)。
でも僕は、イスラームの文化や建築は美しいから大好きだよ。」
「そうか。でも、アッラーは唯一無二だよ。君にもムスリムになって欲しいな。」
「ううん、僕はムスリムにはなれないよ。お酒が大好きだからね(笑)」
「大丈夫、なれるよ!そうだ、君に僕からイスラームの名前をプレゼントしよう。
君は…『ムハンマド』だ!仲良くしよう、日本人のムハンマド!」

…かくして、洗礼名をもらってしまいました。
僕は今日からmitsuto=ムハンマドだー!

ムハンマドになった僕は、その後もムスリムらしくウマイヤド・モスクでのんびり過ごしました。


ああ、もう日が暮れる…



そろそろ帰ろうかな…

とっぷり日の暮れたダマスカス旧市街を、キリスト教徒地区を通って帰ります。



ライトアップされた「ローマ記念門」。


かつて聖アナニアやサウロも歩いた夜の“真っ直ぐな道”を歩いて、イスラーム地区のスーク・ミドハド・パシャへ。


古代都市ダマスカスの城塞の外では、英雄サラディーンの騎馬像が睨みをきかせて今夜も街を守っています。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 23、シリア国立博物館に続きます

天高く蜘蛛肥ゆる…

2009-09-19 | 日記
秋めいてきましたね。
まだ日中は気温30度くらいあるんですが、空の高さが違います。
すっかり秋の空です。

そして秋の空を背に、大きく育った蜘蛛さん。
黄色と黒のストライプ模様が青空によく映えます。
鹿児島辺りで「蜘蛛相撲」の選手にされる種類の親戚ではないでしょうか。
我が家では相撲をさせたりせず、庭の池の上空で空に網張り過ごしています。