天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ドメスティック缶ビール・コレクション エジプト・シリア編

2009-09-22 | 食べる
エジプトは飲酒が御法度のイスラームの国ですが、ちゃんと国産ビールのブランドがあります(何しろエジプトはシュメール人から醸造法を伝えられたという歴史あるビールの国なのです、実は!)。
街中ではなかなか手に入らないのですが、カイロ国際空港のカフェテリアには冷えた缶ビールが並んでいました。


左の金色の缶はSAKARA(サッカラ)、有名な階段ピラミッドの名前が付けられています。
ラベルにも階段ピラミッドが描かれていますね。
右の青い缶はSTELLA(ステラ)、以前アスワンまでの寝台列車に乗った時に、食堂車でこのSTELLAの緑色の缶が出てきたのを憶えています。

ちなみにSAKARAの方が高級品という位置づけだと以前何かで読んだような気がするのですが、カイロ空港ではどちらも同じ値段で売られていました(あいにく値段を忘れてしまったのですが、カイロ市内の下町の食堂ではコシャリが10人前は食べられそうなとんでもない高価でした)。

味のほうは、どちらも暑い国らしくさっぱりとした薄口。沖縄のオリオンビールみたい。


こちらは同じくイスラームの国、シリアの空港で出国前に飲んだビール。
シリアにも国産ビールが存在するらしいのですが、これは残念ながら国産ブランドではなくトルコから輸入されたデンマークのTUBORGブランドのものでした。

こちらは番外編。

シリアのファンタ。
僕は普段はファンタは甘すぎるので飲まないのですが、暑くて乾いた国シリアでは甘いジュースがとても美味しく感じます。
これはCITRUSとありますからレモン味でしょうかね。
日本でレモン味のファンタって売ってましたっけ?今度また飲んでみようかな。

エジプトのカップラーメン

2009-09-22 | 食べる
エジプトのカイロ国際空港にあるNOVOTELホテルに滞在中、ホテルのすぐ目の前にあるスーパーマーケットで見つけた「PRAWN noodles」です。
エジプトにもしっかりカップラーメンがあるんですね。もっともこれはマレーシアからの輸入品でしたが。

ホテルの部屋に備え付けのポットでミネラルウォーターを沸かして、カップに注入して待つこと3分。

カップ内に同封されているフォークで食べます。
PRAWNと書かれていましたが、えびの味なんか全然しません(笑)
もちろん、干しえびなんか入っていません。何というか…風味が抜け切っていて、しみじみと日本が恋しくなるような味です。
(海外でカップラーメン食べると毎回同じこと言ってるなぁ…)

横の缶はエジプト国産ビールなのですが、アルコールは含まれておらず、その代わりに「パイナップル果汁」がたっぷり入っています。
これって、最早単なるパイナップルジュースのような…(でも美味しかったw)

ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅱ シリアの街角B級グルメ

2009-09-22 | 食べる
ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅰ エジプト航空MS964便の機内食(エコノミー)からの続きです

シリアの首都ダマスカスの街を歩いていると、よく見かけるのがこれ。

店先で、串に刺さった肉の塊が直火で炙られながら回っています。
「シャワルマ」というそうですが、日本でも「ドネルケバブ」の呼び名でお馴染みですね(ちなみに「シャワルマ」はアラビア語、「ドネルケバブ」はトルコ語だそうです)。

串にびっしり巻き付けられた羊の「くず肉」をこんがり炙ってからナタで削ぎ落とし、クレープのようなアラブ風の薄地のパンでくるくる巻いて出来上がり!

出来立てのアツアツを、その場でほお張ればもう最高!の美味さ。
結構ボリュームがあるのですが、あっという間に1本ペロッと食べてしまいます。

そしてアツアツの焼きたて「シャワルマ」によく合うのが、冷たいジュース。
アルコールが御法度のムスリム(イスラーム教徒)が多いシリアでは、街中あちこちにあるジュース屋の店先で大人も子供もジュースをよく飲みます。
暑くて乾燥したダマスカスの街角で飲むジュースは、これがまた美味い!

僕が気に入ったのは、このフローズンジュース。
ジュース屋の店先で、店番している子供がサーバーから注いでくれる半分凍ったジュースです。
客が日本人だと分かると嬉しそうに話しかけてきたり、こぼれんばかりに並々と注いでくれる子もいたりして、ジュースを飲むのもまた楽しい。

ウマイヤド・モスクからの帰り道、シャワルマを片手に夕暮れのダマスカスを歩いていると、どこからとも無くアザーンが聞こえてくる…
そんなダマスカスでの日々でした。


ダマスカス・カイロ2009夏旅行 旅行記終り)

ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅰ エジプト航空MS964便の機内食(エコノミー)

2009-09-22 | 食べる
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 26、ギザ・ピラミッドからの続きです

エジプトの首都の空の玄関、カイロ国際空港から日本の東京・成田空港へと直行するエジプト航空MS964便のエコノミークラスの機内食です。


チキンorビーフで、チキンをチョイス。
…正直、見た目はよろしくないですね。鶏肉のごった煮みたいです。
でも、素朴でおいしかったですよ。
イスラームの国のエアラインなので機内でのアルコールサービスはありません。飲み物は濃厚なマンゴージュース。
デザートの激甘ケーキを食べていると、「さらばエジプト、また来る日まで」という気分になってきます。


チベット上空辺りで出てくる夜食はケーキひと切れと紅茶。
ちょっと寂しい。


成田への降下開始直前に朝食が出されます。
これはオムレツのソーセージ添え。他にパスタもあったような…?
激甘ビスケットと激甘ケーキもしっかり付いてきます。
寝起きに食べるにはちょっと油気がきつ過ぎました。

濃厚なエジプトの味とも、これでお別れ。
成田に着陸したら、懐かしい薄口の和食と冷えたビールが待っています。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅱ シリアの街角B級グルメに続きます