議会での私との応答の概要です。誤字脱字はご容赦下さい。
第51号議案、補正予算中六款農林業費1項農業費3目農業振興費17節公有財産購入費でハーブ産業創出事業の為の用地購入費が980万円計上されており、当初予算では4070万円であった。すでにそこは土地の造成も終わり、建物も建って間なしにも係らず、新たに約1000万円近い予算が計上されている。
Q:目的、場所及び規模並びに、先行取得された時の金額について問う。
A:新たな農産物を活用して農業の振興、地域の活性化を図ることを目的としている。
場所:別所町西這田397-1 規模:軽量鉄骨平屋建て 133,86㎡
敷地:317,23㎡
Q:三木市土地開発公社が先行取得した時の金額について
A:全体では、3筆5,694㎡ 161486000円
内、西這田397-1については998㎡あり三木市土地開発公社から買い取る
その面積に対しての金額は2894200円であり、1㎡当り29000円になる。
その内の317,23㎡を買い取る。
Q:何故、当初から買取予算を出さなかったのか。
A:建物の面積が分からなかったので、分かってからということで今回の補正となった。
A:公社の土地の上に建つということで借地という形で貸付をしており、建物を建てるにあたっては売買か借地かで議論をしていたが、当初予算の編成まで結論が出なかった。その後、買収してもらうのが望ましいとした上で、予算を計上した。(公社所管)
Q:最初の計画段階で土地の購入も含めて計画すべきだと思う。残りの約700㎡の取り扱いについて聞く。
A:従来と同じように無償で貸していきたいと考えている。
<私見>第三セクターで運営されていたローカル線の三木鉄道を年間6000万円の赤字ということから廃線にした結果、跡地活用で別所ゆめ街道として活性化を狙って沿線4.9キロメートルを活用するというものである。廃線にしてから活用案を作り、その中でランニングコストについても後付けで提案しているような状況で果たして活性化が図れるのか疑問である。
今回の補正についても、当初予算での説明時には土地の購入については一切示されておらず、9月議会になって建物も建ってからやっぱり土地の購入も必要である。という結論をだし、補正予算で追加するという場当たり的な政策を行うこと一つをとってみても庁内の政策形成過程に大きな歪みがあることを反映しているのではないだろうか。