三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

ハーブ産業創出事業の為の用地購入費が980万円(落書き問題の土地)

2012年09月19日 | 議会

議会での私との応答の概要です。誤字脱字はご容赦下さい。

 

第51号議案、補正予算中六款農林業費1項農業費3目農業振興費17節公有財産購入費でハーブ産業創出事業の為の用地購入費が980万円計上されており、当初予算では4070万円であった。すでにそこは土地の造成も終わり、建物も建って間なしにも係らず、新たに約1000万円近い予算が計上されている。

Q:目的、場所及び規模並びに、先行取得された時の金額について問う。

A:新たな農産物を活用して農業の振興、地域の活性化を図ることを目的としている。

場所:別所町西這田397-1   規模:軽量鉄骨平屋建て 133,86㎡

敷地:317,23㎡

Q:三木市土地開発公社が先行取得した時の金額について

A:全体では、3筆5,694㎡  161486000円

内、西這田397-1については998㎡あり三木市土地開発公社から買い取る

その面積に対しての金額は2894200円であり、1㎡当り29000円になる。

その内の317,23㎡を買い取る。

Q:何故、当初から買取予算を出さなかったのか。

A:建物の面積が分からなかったので、分かってからということで今回の補正となった。

A:公社の土地の上に建つということで借地という形で貸付をしており、建物を建てるにあたっては売買か借地かで議論をしていたが、当初予算の編成まで結論が出なかった。その後、買収してもらうのが望ましいとした上で、予算を計上した。(公社所管)

Q:最初の計画段階で土地の購入も含めて計画すべきだと思う。残りの約700㎡の取り扱いについて聞く。

A:従来と同じように無償で貸していきたいと考えている。

 

<私見>第三セクターで運営されていたローカル線の三木鉄道を年間6000万円の赤字ということから廃線にした結果、跡地活用で別所ゆめ街道として活性化を狙って沿線4.9キロメートルを活用するというものである。廃線にしてから活用案を作り、その中でランニングコストについても後付けで提案しているような状況で果たして活性化が図れるのか疑問である。

今回の補正についても、当初予算での説明時には土地の購入については一切示されておらず、9月議会になって建物も建ってからやっぱり土地の購入も必要である。という結論をだし、補正予算で追加するという場当たり的な政策を行うこと一つをとってみても庁内の政策形成過程に大きな歪みがあることを反映しているのではないだろうか。


幼稚園の休園について

2012年09月19日 | 議会

議会での私との応答の概要です。誤字脱字はご容赦下さい。

 

Q:質疑として第50号議案、三木市立幼稚園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、志染幼稚園と星陽幼稚園の名前があがっているが、具体的な内容について問う。

A:平成22年度三木市立幼稚園の整備方針を策定してあり、平成25年度からは志染幼稚園と星陽幼稚園を三木幼稚園に一緒にすることを既に知らせているところである。

 

志染幼稚園については21年度から休園、星陽幼稚園は24年度休園としている。整備方針に基づいて志染幼稚園と星陽幼稚園を廃園して三木幼稚園に通ってもらうものとしている。

Q:地域ではどのような形で誰に説明を行ったか。

A:24年5月に志染、細川、口吉川の各地区区長協議会定例会で説明を行った。いずれの地域に於いても閉園に対する反対はなかった。又、整備方針を策定し市民に広く周知を図ってきた。

Q:閉園に当たって地域に行き説明する責任はあると思うが教育長の考えを聞く

A:幼稚園は現在、休園しており十分に当事者に説明をしている。この度の閉園に当たっても十分手続きを踏んできたと考えているので、問題はないと考えている。

私は市民に対する説明責任は果たしてほしいと考える。 

地域コミュニティーのシンボリックなものの一つである幼稚園を区長協議会に説明、そして、休園開始前から対象者等に説明しているので、これ以上説明をすることはない。と言う教育長の姿勢であるが、閉園にするプロセスとして地域住民を対象に教育委員会として説明責任を果たした上で条例上の住所地等の削除もおこなうべきであると考える。

 

<私見>多くの地域の方々は、新聞報道などで情報を得たのみであり真摯な説明責任を果していないと考える。又、住民も休園になってから数年が経過しているので、閉園についても一定の理解は示されると思うが、その前に当局の姿勢に対して強い不満を持たれている住民も少なくないことを汲み取り反映するべきだと考える。


落書き問題

2012年09月19日 | 日記

16日の落書き問題の翌日17日には地元志染地区でご長寿をお祝いする敬老会が志染町公民館で開催され多くの諸先輩方が館内いっぱいにお見えになっていらっしゃいました。

来賓からはご長寿に対してのお祝いがなされ、舞台では2人の小学生の子ども達がおじいちゃん、おばあちゃんに作文を朗読したり芸能の発表があったりで敬老会を堪能されたのではないかと思います。その中でも、市長が飛び入りと言いながら裃を着けて「俵星玄蕃」を熱唱されていました。

来賓席着座の折に市長側から防犯ブザーのような音がけたたましくなるので振り向くと市長がポケットのブザーらしきものを取り出して止めようとされていました。

やはり、落書き問題などで、身辺に危機感をもたれているのではと思うと共に、市長の心労をお察し致します。


農産物工房オープン

2012年09月19日 | 議会

9月17日神戸新聞朝刊に農産物工房オープンの記事が掲載されていました。

三木鉄道跡の活性化でハーブを特産品として地域の活性化を行うというもの。

当初予算では4070万円、今回の9月議会では追加補正で用地費980万円、合計5050万円。

その竣工式が開催されたと記事にあった。その記事の下に別枠で記事があり、

「税金無駄づかい」と落書きがされていたと説明があった。記事にはなかったが、市長を中傷する

落書きもあったようです。

私もそもそもは、三木鉄道の活性化(事業費・ランニングコスト)についても議論しながらではなく、議論してからにしなければならないと考えているので、行政の進め方には絶えず苦言を呈しているところでありますが、この施設は税金で賄われて建設されており公共の財産に対しての落書きは犯罪であります。

しかし、少し視点を変えると落書きの内容からは市長や市政に対しての大きな不満があるということは推察されるが、犯罪ではなく民意と言うやり方で示していくべきではないかと思います。


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