以前、一般さまよりブログでコメントを頂きました件。
「公共交通バスや直通バスの財源について」
調べてみましたら、仰る通り路線バスやコミバス等、公共交通に関して、特定の目的で特別交付税という形で国から事業費の約8割のお金が入ってきます。
しかし、これも国の総額が決まっているので幾らでも追加できるものではないようです。
今回の直通バスについてですが、7月29日に開催された三木市地域公共交通検討協議会で、市長が直通バスは国から補助金が貰えるので、市の負担は少なくて済むという話をされたと委員の方から聞きました。
しかし、そのような補助金は私の知る限り無い様に思いますし、広報みき5月号には全額三木市の負担ととれる内容が公表されています。又、25年3月19日総務建設常任委員会資料まちづくり部美しいまちづくり課資料では、2、(2)直通バスの財源について説明があり、内容は直通バスの運行により統合病院の利用者が増加し、三木市の統合病院への負担額が2億円~3億円減少すると考えられます。これをもって財源とします。と明記されています。
又、先ほどの市長が発言した内容が補助金ではなく特別交付税だと仮定しても申請は出来ても決定をするのはあくまでも国ですので今のところ確定は出来ません。なので、声を大にして皆さんにお伝えせず、一部でお話をされているのでしょう。
そして、直通バスは病院専用の送迎バスと考えられるので(途中下車出来ない。公共交通ではなく福祉施策とした。)
地域の公共交通に関しての特別交付税の対象として考えることは非常に難しいと識者の意見も頂きました。
断定は出来ませんが現在の情報からしか検討できませんが、間も無く走行するという、今の段階でも分からないこと、そして、当初は市の財源で賄おうとしていたと言うことから推測頂ければと考えます。
少し、話はそれますが7月31日に開催された地域公共交通会議の席で、三木市以外の関係者から、福祉バスとなっている直通バスについて地域公共交通会議で議論するのは非常におかしいと、もっともな発言がありました。
何故そうするのかと推測すると、片方で公共交通では無く福祉バスとしながら、設置が義務図けられている地域公共交通会議では、その直通バス(福祉バス)を無理に入れ込んでいます。地域公共交通会議で議論された実績が必要だったのかも知れません。