三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

開発基本構想

2017年04月14日 | 三木市政

先日、山陽三木SA北側エリア開発プロジェクト 開発基本構想が

議員総会で説明された後、記者発表されました。


3月末に基本構想を策定する予定としていましたが・・・。


議会でも指摘しましたが、

3月末基本構想策定ではなく3月議会までに策定して

議会で議論する事が必要にも関わらず、

議会閉会後に策定するのは誠意に欠けると考えます。


さて、下記は、その基本構想です。

当初の構想では、何処にもない新たなテーマパーク併用型施設にして新たな雇用の創出を行いたいとしていましたが、


結果として、

何処にでもあるような施設を➡わざわざ土地を三木市が購入(山林)

して開発。

建設コストの70億円の財源(三木市)についても

具体的な説明は現状ではされていません。


これまでの三木市方式では、初めに金額を低く見積もって、

事業に着手進行する毎に予算を膨らませています。


よって、三木市が試算した金額も信頼できる数字ではないと考えます。

 

用地に関しても、

情報公園の第2期工区が県が取得して山林のまま凍結されています。

兵庫県との交渉も視野に検討可能かと思いますし、

近くで県の事業が凍結されている背景から考えると、

この度の構想も同じ道を辿るのではないかと考えます。


また、計画地は三木市側よりも小野市の工業団地(匠台)に近接しており、

将来東播磨南北道が接続することから、

小野市にとっては更にメリットがあるかも知れません・・・。


それよりも、

中心市街地及び周辺の整備や住民サービスの向上をするのが先決だと考えます。


従来の継続している事業を充実せずに、

成果がすぐに出ない事業を次々と打ち上げ、結果として泡と消え失せる。

これまでの事業がそうでした。


そして、金銭的負担と、目に見えぬ負担が三木市を襲う。

私は、この事業に関して市の将来を憂い「危機感」を通り越し「恐怖感」を覚えます。


 

 

上記の事業収入は、整備した後に用地が企業に売れた場合の試算です。

 

また、70億円以外に

幹線道路の整備費用及び開発区域以外(周囲)の整備については、

プロポーザルの結果を受けて

別途試算されるとのことです。


企業郡の規模により、

上下水道の管径等の変更の工事が行われます(役所説明)ので、

その金額が幾らになるか図り知れません。

 

 

 

 

三木市発表の資料は此方➡http://www.city.miki.lg.jp/pdf/topics_20170412.pdf




 




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