24年9月議会ではごみ袋に「可燃ごみ」「資源ごみ」とかいたシールを数百万円か
けて、一般のごみ袋やコンビニの袋等(高齢者や一人住まいはごみが少ないので)
にシールを貼ってごみ出しをするということを計画していましたので質問をしました。
当時は、市内全域で行おうとしましたが反発が多く、モデル地区で実験的に行うようになりました。
当時は、わざわざシールを貼ることの意義と負担(市民の負担と経費負担)につい
て質問を行いました。
以下、抜粋です。
Q:指定ごみ袋制度の導入経緯及び概要について
A:平成25年にモデル地区において分別シールをごみ袋に貼りつける方法で一定の
効果が上がったこと、指定ごみ袋を2種類に限定すれば市場価格と同額程度で販売
できることが判明したことから導入に踏み切ろうとするものである。
一定の効果については、認めるものの分別シールを貼り付けたから、ごみの量が減った根拠にするには客観的データーが乏しくただの辻褄合わせのように感じます。
また、指定ごみ袋にしたときの種類とコストについては、ごみシール導入の段階では業者とやり取りをしていましたのでその気になればごみシール導入前には判明していたと考えるのが妥当です。
客観的データーを考察しました。(役所の甘い数字の見せ方抜粋)
※広報みきP2,3の指定ごみ袋導入では年度間の比較をしています。
モデル地区でごみシールが導入されたのは24年の1年間でした。
しかし、広報では23年と25年で比較されています。
私はモデル地区実施年度と翌年の比較をするほうがよいのではと思い、確認をしま
した。すると、※23年-25年で比較する方が甘い数字(つまり自分達に都合のよい数
字)が示されていました。
甘い数字や比較しにくい資料をもって発信している現状を下記にて一部お知らせします。
下記は、効果をうたっていますが、正式な年度に見直すだけで、
市全体5,2%減少➡2,8%
モデル地区8,4%減少が➡4,6%
その他の地区4,1%減少が➡2,2%
です。この度の広報でも数字に間違いはありませんが、そもそも比較する根拠が違うのではないかと思います。
指定ゴミ袋の予定価格が、1枚10~13円と聞いていますが、この金額のどこが「市場価格と同額程度」なのでしょうか。
市職員はごみ集積場をご覧になったことがないのでしょうか。
私たちははごみ袋一枚であっても節約できるよう、商店で頂いたビニール袋に詰め、金銭的にも資源的にも極力節約しようと努力しています。
その点を考慮せず、「指定袋をつかえ」というのは市民感覚とのギャップを認識せざるを得ません。
指定ゴミ袋が導入されると、購入すべき品目が一つ増え、家計でゴミ出しにかかるコストが増えるのは明らかです。
一世帯当たり月に4~5枚程度配布していただけるなら市民への負担も軽減されますが、行政コスト上昇につながり、現実的ではないと思います。
全く辻褄の合わない情報操作です。
自分の我儘で他人に迷惑をかける人のように。
特に25年度のモデル地区とその他の地区の平均で1.6%と言う僅差でも平気に有意差ありだって・・。
モデルの4地区と対象の6地区の生データーのみるときっと逆転している地区があると思われます。それを平均と言うまやかしで正当化する行為は市民を愚弄する態度と言わざるを得ません。
当局は初めから「専用ゴミ袋」ありきで、押し切ったわけですね。議会で詳細について追及すべきです。
そしていずれはごみの有料化へつなげるのもでしょう。
おっしゃる通り、目的を達成する為の
その場しのぎでしかありません。
充実した議論の上に成り立っている政策と感じることが
できませんよね。
都合のいいデーターを操り、市民を馬鹿にしているとしか思えませんので、今後の動向もチェックしていきたいと考えています。