5月29日,栗原市瀬峰地区の水田1.2ha(JR東北本線沿い)を会場に田んぼアートの田植えが行われました。
今年のテーマは「東北楽天ゴールデンイーグルス」。当日は球団の公式チアリーダー,東北ゴールデンエンジェルスの3人も参加し,地元の小学生や市民約100名とともに水田に苗を手植えしました。アートのデザインはイーグルスのロゴマークに「めざせ日本一」「エコ・せみね」の文字をあしらったもので,事前に小牛田農林高校農業技術科2年の39名が測量・マーキングしてくれました。7月中旬には葉が緑,紫,黄,白になり田んぼにアートが浮かび上がります。
普及センターでは平成19年~21年度,同地区において耕畜連携による循環型農業づくりを支援してきました。現在,「安全・安心・おいしい!瀬峰農場=循環型農場のまちせみね」を合い言葉に,良質堆肥を使った環境にやさしい栽培方法による農産物「エコ・せみね」のブランド化に取り組んでいます。田んぼアートは,「エコ・せみね」ブランドの認知度を高め,循環型農業システムのモデルとして広くPRする目的で平成20年度から開催してきましたが,3回目の今年はすべて地元の力で行っています。今後も側面から活動を支援するとともに取り組みの成果を地域全体に波及させていきたいと考えています。
小牛田農林高2年生が測量を担当
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144