宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成26年産そらまめの安定生産に向けた栽培講習会を開催

2013年09月04日 11時04分45秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

8月27~30日にかけて,管内5カ所(角田・丸森地区,蔵王・川崎地区,柴田地区,白石地区,村田地区)で,平成26年産のそらまめ栽培講習会を開催しました。
 宮城県産のそらまめは,6月中旬の父の日を中心に出荷される遅出し産地で,「終わり初物」と呼ばれ珍重されています。なかでも仙南地区は県内最大の産地で,平成25年産では,約11haが作付けされていますが,生産者の高齢化等もあり,年々栽培面積が減少する傾向にあります。

今年度,全農宮城県本部では,そらまめの新規作付者や面積拡大者に対し,生産費の一部を助成する事業を展開しているため,生産者の掘り起こしを兼ねて,例年より早めに開催しました。

講習会には,約100名の参加があり,新たに栽培に取り組む生産者も見られたため,播種の方法や培土の選び方,冬越しの方法等,基本的な技術の再確認を行いました。

 参加者からは,適正な栽植密度や,施肥・防除等について多くの質問が出されるなど,栽培技術向上の意欲が伺えました。
普及センターでは今回の講習会に加えて,越冬後の春からの管理講習会も行い,近年,伸び悩む反収の向上を支援していくこととしています。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 

       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

  

写真(左右) 講習会の様子

 


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