宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「農業大学校生の農業体験学習が始まる」

2013年09月03日 17時01分39秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 9月2日に宮城県石巻農業改良普及センターにおいて,宮城県農業大学校主催の先進農業体験学習開始式が開催されました。

 先進農業体験学習は農業大学校1学年の恒例行事となっており,およそ1か月の間,先進的な農業を実践している個人農家や農業生産法人で研修を行います。今年度,石巻管内で受け入れる学生は7名で,草刈や作物への水やり等の生産管理,稲刈りや果菜類の収穫等を体験します。

 就農・就職前に農業を生で体験できる貴重な行事ということもあり,学生からは「栽培技術を身に付けたい」,「就職のきっかけにしたい」,「研修生ではなく,一社員として頑張りたい」などの抱負が語られました。また,学生の保護者からは,「野菜の専門技術を覚え,一皮むけて欲しい」,「厳しい指導をお願いしたい」など,成長を期待する発言が多くありました。
 
 学生には農業の喜びや魅力,大変さ等を感じ,研修を無事に終えてもらいたいです。
≪連絡先≫
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0225-95-1435


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「大崎地方米づくり推進本部会議」を開催しました。

2013年09月03日 08時53分59秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  宮城県においては7月中旬以降低温・長雨が続き,水稲の生育への影響が懸念されることから平成25年8月1日に管内の市町,農業協同組合,農業共済組合の農政担当部課長を参集し「大崎地方米づくり推進本部会議」を開催しました。
  会議では地方振興事務所から気象経過と水稲生育ステージの関連や直近のほ場巡回に基づく病害虫の発生状況等について説明しました。また,関係機関からは農業協同組合を中心に8月以降の共同防除の予定や,いもち病の発生が心配される直播栽培農家への戸別指導等の状況について報告がありました。
  仙台管区気象台からは8月の第2週以降は天候が回復するとの予報が出されていることから,県では障害不稔の可能性は低くなっていると推察しています。しかし病害虫の発生が懸念されるため,引き続き関係機関と連携し適切な対策を講じ,高品質な大崎地方の米生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県北部地方振興事務所農業振興部 農業振興班
 TEL:0229-91-0717   FAX:0229-23-0910


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