平成25年8月29日に,本吉公民館において「農用地利用改善団体に関する研修会」を開催しました。
この研修会は,地域農業の課題について話し合う場として有効な「農用地利用改善団体」について実践者から先進事例を学ぶため,普及センター及び管内関係機関が連携して開催しました。当日は,ほ場整備事業実行委員を中心に72名が出席しました。
講師として,津山地区農用地利用改善組合 佐々木事務局長(登米市)と砥落集落営農組合 高橋氏(登米市)の2人を迎えました。
佐々木事務局長は,ほ場整備事業の採択から集落営農組織と農用地利用改善団体の結成,組織運営等について紹介されました。
高橋氏は,集落の農地を維持していくために国の施策を積極的に活用して集落農業に取組んでいることや,農地の利用調整や組織運営等について内容を紹介されました。
参加者は,これから区画整理を伴った農地復旧をスタートする地域の農業者であり,ほ場整備を契機に担い手の育成や組織的な取り組みで地域農業の再建を進めていくことが期待されています。
普及センターは,今後も関係機関と連携して地域農業の構造改革に向け活動していきます。
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
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