宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業のスペシャリスト達と金の卵達の語らい~栗原農業士会経営状況相互視察研修会~

2013年09月26日 15時15分21秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成25年9月6日(金),平成25年度栗原農業士会(会長:白鳥一彦,会員24名)経営状況相互視察研修会が開催されました。
 本研修会は,優れた農業経営について考えるとともに,個々の経営向上及び発展に役立てるため,会員の経営状況について相互に視察しあうもので,今回は栗駒,金成地区の農業士宅を訪問しました。
 当日は,宮城県農業大学校の先進農業体験学習研修生や栗原4Hクラブ員も一緒に,農業のスペシャリストである農業士の経営状況や今後の展望について視察しました。
 栗駒地区では青年農業士 狩野常幸氏が経営する「有限会社 狩野農友」を訪問し,主食用米生産に加え,作業受託業務や培土販売等大規模な生産現場を視察しました。
 金成地区では,指導農業士熊谷正幸氏の自給飼料確保や牛群検定活用による生産効率の良い酪農経営を,また指導農業士千田浩平氏のしいたけ栽培の取り組みを視察しました。最後にシクラメンを中心に花壇苗や野菜苗を生産している指導農業士千田滋紀氏の施設を見学し,販売状況などについても情報提供がありました。
 研修会終了後は,千田滋紀氏宅でバーベキュー懇親会を開催し,農業士と農業後継者である金の卵達が夜遅くまで農業について語り合いました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 班名 先進技術班兼地域農業班 
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-5795・6144


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産直市場「みんな野」オリジナル蔵王野菜カレー(仮称)試食会開催

2013年09月26日 13時26分52秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 農業生産法人「エコファーム蔵王」が運営している産直市場「みんな野」では,蔵王町産農産物のおいしさにこだわったオリジナルカレーを開発しました。開発には県の事業を利用し,フードコーディネーターの早坂具美子先生の指導を受けました。できあがった試作品のお披露目を兼ねて,一般消費者を招き,試食によるモニター座談会を9月12日に開催しました。

 開発したカレーは,蔵王町特産のさといもの揚げ団子と揚げ卵をメイン具材にし,その日に直売所に出荷された新鮮な野菜をボイルや素揚げでトッピングするものです。お肉を使用しないスープカレー(隠し味もオリジナル)となりました。ご飯にもこだわっており,エコファーム蔵王のオリジナルブランド「蔵王源流米」を使用します。試食会では新米の「山のしずく」で頂きました。

 参加した消費者12名の方々からは「さといもの揚げ団子がおいしかった。特徴を出すためにも小さくして2個のせたほうがよい」や「お肉がなくても,十分なボリュームがあり,新鮮な野菜がまたうれしい」,「蔵王連峰をながめながら,外で頂くと一層おいしく感じられる」などの評価をいただきました。また,「大人にはもっとスパイシーで辛いスープがいいのでは?」との意見も出されました。

 この試食会での意見をふまえて,「改良を加えて是非皆さんに食べていただけるものにしていきたい」と「みんな野」のスタッフ全員で手応えを感じていました。そこで,このオリジナルカレーを,9月21~23日に開く「新米まつり」に合わせて発売しました。今後も販売してく予定です。是非,皆様もお試しください。

 普及センターでは今後も現場のニーズに応え,風評被害等に負けない農産物直売所の活性化を支援して参ります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 

       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

開発した「みんな野」オリジナルカレー

試食会のはじまり~(代表あいさつ)

蔵王連峰を見ながらの試食座談会

 

 


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