宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

階上地区いちご勉強会を開催しました。

2019年09月09日 17時23分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 気仙沼市階上地区では,温度や湿度,炭酸ガス濃度などの環境データを活用したいちご栽培に取り組んでいます。平成31年産で記録した環境データから課題を分析し,次作に向けた栽培管理についての勉強会を開催しました。

 普及センターからは,厳冬期や暖候期など数パターンの環境データを示し,温度管理や効果的な炭酸ガス施用方法等について説明を行いました。

 その後,それぞれの生産者の課題や次作の取組をホワイトボードに書き出し,意見交換を行いました。お互いの管理方法等について積極的に質問が出され,有意義な意見交換の場となりました。

 普及センターでは今後も環境データの測定・分析を行い,栽培管理に生かせるように支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606

 


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亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2019年09月09日 16時39分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

令和元年9月4日に,第1回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。

この検討会は,関係機関(市町,農協)や消費者代表,商工団体,農業者などの外部評価委員に対して,今年度の活動計画やこれまでの取組状況等について説明し,計画の妥当性や活動手法などについての評価や課題解決に向けた助言を頂くため,毎年2回開催しています。

今回の検討会では,平成31年度(令和元年度)普及指導計画の概要を説明するとともに,重点的に支援している活動(プロジェクト課題)のうち,新規の2課題(土地利用型大規模法人の生産体制整備を支援する課題,水稲直播栽培の技術向上を支援する課題)について,これまでの取組状況や今後の支援計画などについて説明しました。

委員からは,亘理地域の特性と課題を的確に捉えた支援が行われているといった評価をいただくとともに,活動の成果をより多くの農家に普及・浸透されることを期待するといった意見をいただきました。

今後は,これらの意見などを参考にしながら,今年度後半の支援活動に活かしていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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亘理地域「りんご栽培研修会」を開催しました

2019年09月09日 16時19分30秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 亘理管内は県内有数のりんご生産地です。当地域では,毎年,本格的なりんごの収穫を前に亘理名取果樹振興協議会(事務局:亘理農業改良普及センター)主催で,各生産者の技術支援や会員相互の交流を図ることを目的として「りんご栽培研修会」を開催しています。今年は,令和元年8月29日に開催し,関係機関含め37名の参加がありました。

 今年の研修会では,2カ所の視察を行い,まず,山元町 森俊一氏りんご園では視察を行い,経営概要の紹介や生育状況についての情報交換を行いました。当地域では,開花期間に強風や降雨がありましたが,結実・生育は概ね良好で,りんごの肥大も順調に進んでいます。

 その後,宮城県農業・園芸総合研究所(名取市)へ移動し,果樹チームの大沼リーダーに主要りんご品種の生育状況や新品種の特徴,研究所で取り組んでいる研究内容を紹介していただきました。参加者から,特に新品種の特性についての質問が多くあり,今後の栽培品種選定の参考としていました。

 亘理農業改良普及センターでは,今後も定期的な巡回指導や各地域で開催される現地研修会等で技術指導を行い,当地域の高品質なりんごの安定生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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蔵王町向山上地区で鳥獣被害の集落点検を行いました

2019年09月09日 15時49分52秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  平成30年度集落ぐるみの鳥獣被害対策モデル事業として,集落ぐるみによる鳥獣被害軽減対策に取り組んだ蔵王町向山上地区(令和元年度普及センタープロジェクト課題)において,8月24日(土),被害対策を継続するため集落環境点検が行われ,地域の住民,関係機関等含めて25名の参加がありました。

 当地区は,昨年度,集落内に約3kmのワイヤーメッシュ柵を設置しており,集落環境点検は,関係者全員で柵設置後の被害状況の変化や柵周辺の管理状況を確認し,地域の課題を整理・再認識し,実情に応じた対策を選択・実施することを目的に実施しました。

 5班体制で農作物の被害状況,イノシシの侵入経路や隠れ場所,イノシシのエサとなる集落内の未収穫果実や農作物残渣等の確認を行い,得られた情報から点検マップを作成し,みんなで確認し合いました。その後,合同会社東北野生動物保護管理センターの研究員から,点検結果を踏まえた対策のポイントと周辺地域への波及方法についてアドバイスをいただきました。

  イノシシの被害は年々拡大する傾向にあり,対策が急がれていることから,当地区の活動を関係機関と情報共有することで,効果的な対策ができるよう支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班       

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

 


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