6月26日(木),JA新みやぎみどりの地区本部管内で青ねぎ現地検討会と出荷説明会が開催されました。6月19日から管内では収穫が始まっており,当日は定植時期が早かった鹿島台地域の青ねぎほ場3か所を巡回した後,青ねぎ集出荷施設で,青ねぎの荷受基準について確認を行いました。全農担当者から,現在の販売情勢について情報提供があり,青ねぎの需要に応えるためにも,青ねぎ生産へ引き続き尽力しようという生産者側の気持ちの高まりが感じられました。
生育状況としては,少雨による乾燥で生育スピードが平年よりやや遅い傾向にありますが,生育ムラも少なく順調に生育していました。今年はさび病の発生が多い傾向にあるため,現地検討会では,病害虫の発生や生育状況を確認し,改めて防除の徹底を行う必要があることを生産者同士で確認しました。普及センターから,散布ムラが発病リスクを高めることから,草丈に応じた散布水量を設定して,防除を行うよう呼びかけました。
普及センターでは,調査ほを設けて生育状況をしながら,病害虫防除を含めた栽培管理の徹底に向けた支援を,関係機関と連携して行っていきます。
出荷説明会の様子 現地検討会の様子
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225