宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

青ねぎ現地検討会並びに出荷説明会が開催されました

2020年07月01日 14時07分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 6月26日(木),JA新みやぎみどりの地区本部管内で青ねぎ現地検討会と出荷説明会が開催されました。6月19日から管内では収穫が始まっており,当日は定植時期が早かった鹿島台地域の青ねぎほ場3か所を巡回した後,青ねぎ集出荷施設で,青ねぎの荷受基準について確認を行いました。全農担当者から,現在の販売情勢について情報提供があり,青ねぎの需要に応えるためにも,青ねぎ生産へ引き続き尽力しようという生産者側の気持ちの高まりが感じられました。
 生育状況としては,少雨による乾燥で生育スピードが平年よりやや遅い傾向にありますが,生育ムラも少なく順調に生育していました。今年はさび病の発生が多い傾向にあるため,現地検討会では,病害虫の発生や生育状況を確認し,改めて防除の徹底を行う必要があることを生産者同士で確認しました。普及センターから,散布ムラが発病リスクを高めることから,草丈に応じた散布水量を設定して,防除を行うよう呼びかけました。
 普及センターでは,調査ほを設けて生育状況をしながら,病害虫防除を含めた栽培管理の徹底に向けた支援を,関係機関と連携して行っていきます。  

    

出荷説明会の様子   現地検討会の様子

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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いちごの土壌分析を実施しました

2020年07月01日 11時39分28秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年6月24日にJAみやぎ亘理いちご部会員が,普及センターの指導により土壌分析を実施しました。今回の分析は土耕で栽培する予定のいちごハウスの土壌が対象で,JAみやぎ亘理いちご部会員青年部員2名と同JA職員2名の計4名が参加しました。当管内は東日本大震災後,いちごの高設栽培が増加しましたが,依然として土耕栽培の面積も大きく,土壌分析が重要であるため,JAみやぎ亘理いちご部会員自らが土壌分析を行っています。

 青年部員は普段触れることのない他の部会員の土壌に触れて,部会員によって土質が異なることや,土質が異なるといちごの生育にどのような影響があるか等について,意見交換を交えながら作業していました。今回の分析結果をもとに,次期作に向けた土作りや施肥設計を作成します。

 亘理農業改良普及センターでは,今後も土壌分析等に基づく栽培指導により,当管内の野菜農家を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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