宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ亘理いちご部会出荷反省会が開催されました

2020年07月20日 17時40分30秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和2年産JAいちご部会の出荷が6月25日に終了したことから,去る7月20日,JAみやぎ亘理いちご部会は役員と出荷先の地元市場を招き,出荷反省会を開催しました。会議はコロナ対策として,日中の開催,地元の会場を利用し,東京,札幌市場の担当者はリモート参加となりました。

 令和2年産は,苗の生育の7月に長い曇天が続き,一転して8月は晴天と高温,その後も定植時期の9月中旬まで高温となったことから,株の充実不足が作の後半まで影響した作柄となりました。年内の出荷は例年通りに始まり,年明けからは中休み時期がありましたが,2月下旬以降は潤沢な出荷となりました。3月に入るとコロナウイルスによる緊急事態宣言が出され,買い控え等の影響が心配されましたが,市場の販売協力により,家庭消費が順調だったこともあり,最終の出荷量は2,299t(前年比96%),29.2憶円(前年比97%)の販売金額となりました。

 いちご部会では,令和3年産に向け,本格デビューした新品種「にこにこベリー」を含め,「とちおとめ」「もういっこ」の栽培に更なる安定生産に取り組んでいくことで決意を新たにしました。普及センターは今後も生産に向けて支援をしていきます。
 

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効率の良い作業と現金収入の確保に向けて ~みやぎ農業未来塾(1回目)~

2020年07月20日 17時02分55秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

令和2年7月16日(木),管内でいちごを栽培する新規就農者を対象に,亘理町内と名取市内のいちごハウスを会場に,みやぎ農業未来塾を開催しました。この未来塾は,技術の習得と新規就農者同士の横のつながりを作ることを目的としたものです。
亘理町のほ場では,省力的な育苗と今年度の不順な天候下における工夫について,名取市のほ場では,いちごの収穫がない時期の現金収入確保の方法として,メロンとズッキーニの栽培を行う農場を視察しました。会場では活発な質疑応答が交わされ,幅広く意見交換が行われました。
参加者からは,余所の経営の様々な取り組みを学べ,参考になったと好評でした。

普及センターは,これからも新規就農者を支援して参ります。
 

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JA新みやぎ南三陸水稲あぜ道相談会が開催されました

2020年07月20日 17時02分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年7月14日から7月16日にかけて,志津川,本吉,気仙沼の3地区において,JA新みやぎ南三陸水稲あぜ道相談会が開催されました。
 相談会では,追肥や病害虫防除等の今後の栽培管理について,普及センターや農薬メーカーの担当者が説明を行いました。昨年は玄米の品質低下による落等がみられたことから,実際にほ場の葉色を確認しながら,追肥の実施について詳しく説明しました。
 出席した生産者は,「追肥の目安や病害虫のことがよくわかり勉強になった。今年もよいお米がとれるようにがんばりたい」と話していました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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大崎4Hクラブ員員内研修会を行いました

2020年07月20日 16時14分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 大崎4Hクラブでは,令和2年7月14日(火)に会員のほ場を視察するクラブ員員内研修会を行いました。
 当日は雨だったため,加美町の農家民宿「花袋・天王」において新規会員の岸田紗希氏から,県外から加美町に移住し就農した経緯やカモを使った有機米生産の取組及び苦労していること等の説明をしてもらい,参加したクラブ員と意見交換を行ったのち,岸田氏のほ場を視察しました。
 参加したクラブ員からは,大変勉強になった,他のクラブ員のほ場も是非,視察したいとの声があり,今後もこの活動を続けていくこととしました。
 また,研修会の前には,定例会を行い,今後のクラブ活動について,熱心に議論されました。
 普及センターでは,今後も大崎4Hクラブの活動を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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アスパラガス栽培管理勉強会を開催しました

2020年07月20日 10時51分40秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として、アスパラガス栽培管理勉強会を開催しました。
 令和2年6月4日は「土寄せ・支柱立て編」、7月1日は「病害虫対策編」を開催し、講師および関係機関を含めて、6月4日および7月1日共に38名ずつが参加しました。
 今回の勉強会は、明治大学とパイオニアエコサイエンス(株)が共同開発した「採りっきり栽培」に取り組む生産者を主な対象としたもので、パイオニアエコサイエンス(株)の松永邦則氏を講師に栽培管理や病害虫防除等について学びました。
 6月4日の土寄せ・支柱立て編では、講師から土寄せと支柱立ての方法について講義いただき、その後、参加者が実際に土寄せと支柱立てを行いました。
  7月1日の病害虫対策編では、講師よりアザミウマ類や茎枯れ病等の病害虫対策について説明があり、普及センターから農薬の使用やRACコードについて情報提供を行い、質疑応答が交わされました。
  今後も月に一回程度、継続的に勉強会を開催する予定です。
 また、このプロジェクトでは、勉強会を開催するごとに、内容の一部をYouTubeへ投稿し、勉強会へ出席できなかった生産者や勉強会の内容を振り返りたい生産者に活用していただけるように、より分かりやすい情報発信に取り組んでます。
  6月4日の勉強会の様子については、下記のQRコードおよび普及センターホームページの技術情報の欄よりご覧いただけます。

   ◎ YouTube動画「アスパラガス栽培管理勉強会(土寄せ・支柱立て編)」


 当普及センターでは、今後もアスパラガス栽培について、引き続き支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

      


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伝説の馬鈴薯「丸大印の大谷いも」が復活します!

2020年07月20日 10時05分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 皆さんは宮城県気仙沼市の大谷地区が戦後,馬鈴薯の産地だったことを知っていましたか?大谷地区の馬鈴薯は味も良く,大谷の頭文字をとった「丸大(まるだい)印の馬鈴薯」として東京市場等に出荷し,昭和25年には香港に輸出したこともあるそうです。しかし,その後,出荷量も生産者も減少してしまいました。
 道の駅「大谷海岸」と本吉農林水産物直売組合では,このブランド馬鈴薯を復活させようと「伝説の馬鈴薯復活プロジェクト」として動き出し,令和元年から直売組合の約20人が栽培に取り組んでいます。その栽培方法は,海に面した大谷地区の特徴を活かして,昔から海藻類を原料としたたい肥を施用してきました。普及センターでは,生育調査や栽培講習会・販売会議の開催等支援してきました。
 そうして新しくブランド名を「丸大印の大谷いも」と名付けた馬鈴薯が,今年ようやく初収穫できました。先日,7月6日に行われた販売会議では,道の駅「大谷海岸」において,7月23日,24日のそれぞれ9時から販売することにしました。当日は,写真の袋詰めだけでなく,トルネードポテトやコロッケの加工品も販売されます。皆さんも,道の駅「大谷海岸」にお越し頂き,復活した伝説の馬鈴薯の味を御賞味ください。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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