宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和2年度登米地域だて正夢栽培塾開催

2020年07月21日 16時34分27秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年7月8日に宮城県米づくり推進登米地方本部主催の「登米地域だて正夢栽培塾」を開催しました。普及センターから,だて正夢の生育状況や今後の管理として適切な追肥と適期刈取などについて説明しました。その後,登米市迫町の,だて正夢普及展示ほ場に移動して,草丈,茎数,葉色を測定し,倒伏判断指標を用いた追肥診断を行いました。

 だて正夢は「もっちり感」と「甘み」のある良食味米です。登米地域のだて正夢作付面積は約120ヘクタールで,105名が栽培しており,県内の作付面積約850ヘクタールの14%を占める主要産地となっています。

 梅雨入り後,日照不足や豪雨,低温が続いていますが,普及センターでは,良食味,高品質米生産のため今後も支援をしてまいります。

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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今後の水管理や追肥に向けて第1回「だて正夢」地域栽培塾を開催しました

2020年07月21日 09時49分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 水稲新品種「だて正夢」は, 今年度でデビュー3年目になります。管内の作付面積及び生産者数は年々増加しており, 高品質で安定した生産のため, きめ細やかな管理が必要となります。「だて正夢」の収量及び品質を確保するためには, 有効茎数の確保と籾の充実が重要です。そこで, 穂肥(幼穂形成期~穂揃期の追肥)を間近に控える中, 幼穂形成期及び減数分裂期における適期追肥や, 適切な水管理, 病害虫防除を指導するため, 令和2年7月9日に, 管内2会場において今年度1回目の地域栽培塾を開催しました。
 地域栽培塾では, 最初に管内の生育状況や, 今後の水管理, 適期追肥, 病害虫防除における留意点について説明しました。その後, 現地ほ場において生育調査の仕方や, 幼穂の確認等を行いました。
 現地ほ場では, 生産者同士の意見交換も行われ, 追肥や今後の病害虫防除等の重要性を改めて確認していました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410  FAX:022-275-0296 E-mail :sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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岩出山凍り豆腐加工生産者情報交換会・大豆現地検討会を開催しました

2020年07月21日 09時16分14秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年7月15日に岩出山凍り豆腐について大豆生産者とその加工生産者の意見交換を目的として「岩出山凍り豆腐加工生産者情報交換会・大豆現地検討会」を開催しました。
 大崎市岩出山で作られる岩出山凍り豆腐は,岩出山地域の大豆「ミヤギシロメ」を100%使用しており,平成30年にGI(地理的表示)に登録されています。現在,岩出山凍り豆腐の加工生産者は現在5軒のみであり,その中の加工生産者からは,使用する大豆のバラつきの改善やタンパク質の含有量の向上について要望が挙げられました。情報交換の後,大豆ほ場を見学し今後の栽培管理について確認を行い,普及センターからは品質の均一化のために,今後の雑草防除等の管理や緑肥の有効性について情報提供を行いました。大豆生産者からは「良品質な大豆を安定生産できるように今後とも適切な栽培管理を行っていきたい」などの意欲的な意見が出されました。
 今後とも普及センターでは岩出山地域の大豆の収量・品質向上のために技術支援をしていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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