宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米花卉部会菊現地検討会の開催

2020年07月28日 17時21分05秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 7月21日にJAみやぎ登米花卉部会の菊現地検討会が開催され,部会員や市場関係者等10名が参加しました。
 始めに,南方町と中田町の3か所のお盆出荷用スプレーギクの施設を回り,生育状況を確認しました。5月31日から6月15日まで消灯・シェードの作型は,着色蕾から8月10日頃開花予定で,日照不足の影響や病害虫の発生もなく,生育・品質とも順調でした。
 普及センターからは,熱中症対策,アザミウマ類や白さび病等への注意を促しました。市場関係者からは菊類の流通動向について,5月母の日以降のコロナ禍で輪菊は単価が低迷,スプレーギクは単価回復,お盆はお墓参りで8月3,5,7,10日が需要期との情報提供がありました。
 JAみやぎ登米花卉部会のスプレーギクは出荷数量約130万本,販売額約8,500万円と県内一の産地を誇り,最も重要なお盆出荷を迎え,部会員や関係者とも良品共選出荷に向け意識を高めていました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

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「栗っこズッキーニはいかがですか?」くりはらマルシェに参加しました

2020年07月28日 14時00分39秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援


 令和2年7月7日(火),県庁1階ロビーで開催された「くりはらマルシェ」にJA新みやぎ栗っこズッキーニ部会が出展し,ズッキーニの展示販売を行いました。
 当日販売を行った生産者とJA職員は,おすすめの調理法のほか栽培方法などを紹介しながらズッキーニのPRを行いました。販売時には浅漬けやスライスサラダなどズッキーニではあまりなじみのない「生」での食べ方を提案し,ズッキーニの魅力を伝えることができました。
 今回の販売会では「去年ここで買ったズッキーニがおいしかったから,また買いに来ました」というお客様も多く,生産者にとっても励みとなったようです。
普及センターでは,ズッキーニ産地の拡大に向け,生産者や関係機関と連携するとともに,産地PRによる消費拡大を図っていきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

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長ねぎの生産振興を図ります

2020年07月28日 10時11分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年7月21日いしのまき農協長葱部会の現地検討会が開催されました。石巻、矢本、河北、桃生などから生産者およそ20名が参加し矢本の赤井地区と立沼地区のほ場3ヶ所を巡回し生育状況や病害虫の発生状況等を確認しました。
 ねぎは3月から4月に定植されましたが、定植時は畑の乾燥で活着に影響があったということでした。しかし6月25日ころからは曇天・長雨が続いており、排水不良による生育の遅れや培土作業が出来ない状況が続いています。病害虫関係では、さび病、ベト病、黒斑病やアザミウマ類の発生が見られました。3月定植のねぎは7月下旬から8月にかけて出荷する予定でしたが、概ね半月程度の生育遅れが見られます。
 そのような中で耕盤を毎年のように破砕しているほ場では、非常に排水が良く土寄せなども遅れなく実施されており、病害虫の発生も極めて少ない良い生育状況となっていました。
 平年であれば7月25日頃梅雨明けを迎えるところですが、7月27日現在で梅雨明けしていません。しかしながら何とか雨の合間を狙って防除や降雨でも薬剤効果が落ちにくい資材などを活用つつ適切に管理を行うよう助言しました。


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