大衡村において,1ha規模の大型施設でトマトの養液栽培をしている株式会社未来彩園では,平成19年にJGAP認証を,さらに平成30年にはASIAGAP認証を取得し,食の安全と持続的な農業経営の両立を目指して生産活動に取り組んでいます。
仙台農業改良普及センターでは昨年度から同社に対して,全従業員がGAPを理解することで意識改善が図られ,自主的に作業改善策を提案・実施されることを目的に支援してきました。
9月1日,大衡村衡東集会所を会場に同社主催で開催された従業員向け研修において,当センター職員が講師となり,「GAPとは」「未来彩園における取組」「GAPに取り組むメリット」等についての講習と,GAPの内容に関するクイズの2部構成で,「GAPを理解するためのミニ講習会」を開催しました。講習会終了後のアンケート調査では「(経験の浅い)初心者にとってはGAP導入の意味を考える上で役に立った」,「楽しく講習を受けることができた」等の感想をいただきました。
普及センターでは引き続き,従業員のGAPへの理解を深めていただく取組を行っていくこととしています。
〈連絡先〉
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