宮城の農業普及現地活動情報

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ほ場整備事業集積集約・法人化等説明会が開催されました

2024年12月03日 09時53分06秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 名取市下余田Ⅱ期地区は、「基盤整備関連経営体育成等促進計画」(以下、促進計画)に基づきながら、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うこととしています。しかし、認識の相違により、ほ場整備後も水稲を作付けしたいと考えている耕作者がいることが分かり、11月26日(火)に集積方法を正確に理解してもらう目的で、担い手部会主催により「集積集約・法人化等説明会」が開催され、担い手部会員、水稲作付け希望者が20人参加しました。

 説明会では、始めに仙台地方振興事務所農業農村整備部から「促進計画」の内容と集積方法について説明がありました。次に、普及センターから担い手となる法人化の状況や高収益作物の担い手の状況、これから新たに法人の構成員になる場合の要件について説明しました。最後に、市役所から最も早く工事が終了するエリアから集積が始まることが説明されました。

 質疑応答では、「自分が、今まで思っていたことが、説明を聞いて、実は駄目だったことが分かった」「自分達がほ場整備事業を必要としたのだから、集積目標が達成できるように自分達はほ場整備地区外の水田で頑張る」との意見が聞かれ、参加者の理解が深まったと実感しました。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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