令和7年1月8日(水)、県石巻合同庁舎を会場に営農管理システム導入・活用講座を開催しました。多くの方に受講いただけるようオンライン配信も行い、農業者や農機メーカー、その他関係機関など会場とあわせて約100人に参加いただきました。
営農管理システムは、ほ場の場所や作付計画、作業日誌などをデータで登録することで、営農活動の見える化や情報共有ができ、農業の効率化に資するスマート農業技術の一つです。県内でも大規模法人を中心に導入が進んでいますが、中小規模の法人や個人農家でも導入効果があるため、より多くの農業者に使ってもらえるよう講座を開催しました。
講座では、主要な営農管理システムである「アグリノート」を提供しているウォーターセル株式会社の渡辺氏に、営農管理システムの導入方法や、メリット、効果的な活用方法などを紹介いただきました。また、農業革新支援センターからは、土地利用型農業で効果的な3つのシステムとして、ウォーターセル株式会社の「アグリノート」、株式会社クボタの「KSAS」、全国農業協同組合連合会の「Z-GIS」の3つを取り上げ、それぞれの特徴や導入コストなどを紹介しました。
講座の最後には個別相談会を行い、2社の農業法人が導入に向けた悩みを講師や普及指導員に相談しながら、システムの導入や効果的な活用に向けて情報収集していました。
県では、営農管理システムに関する指導や助言など、スマート農業の普及に向け農業者を支援しています。ご興味のある方は、各地域の農業改良普及センターや県農業革新支援センターにお気軽にご相談ください。
〈連絡先〉
宮城県農業革新支援センター (農政部農業振興課普及支援班)
宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
TEL:022-211-2837
FAX:022-211-2839
E-mail:smart_miyagi@pref.miyagi.lg.jp(スマート農業のご相談はこちらまで)
Webサイト:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/smart-agri.html