宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「栗っこズッキーニはいかがですか?」くりはらマルシェに参加しました

2020年07月28日 14時00分39秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援


 令和2年7月7日(火),県庁1階ロビーで開催された「くりはらマルシェ」にJA新みやぎ栗っこズッキーニ部会が出展し,ズッキーニの展示販売を行いました。
 当日販売を行った生産者とJA職員は,おすすめの調理法のほか栽培方法などを紹介しながらズッキーニのPRを行いました。販売時には浅漬けやスライスサラダなどズッキーニではあまりなじみのない「生」での食べ方を提案し,ズッキーニの魅力を伝えることができました。
 今回の販売会では「去年ここで買ったズッキーニがおいしかったから,また買いに来ました」というお客様も多く,生産者にとっても励みとなったようです。
普及センターでは,ズッキーニ産地の拡大に向け,生産者や関係機関と連携するとともに,産地PRによる消費拡大を図っていきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

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長ねぎの生産振興を図ります

2020年07月28日 10時11分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年7月21日いしのまき農協長葱部会の現地検討会が開催されました。石巻、矢本、河北、桃生などから生産者およそ20名が参加し矢本の赤井地区と立沼地区のほ場3ヶ所を巡回し生育状況や病害虫の発生状況等を確認しました。
 ねぎは3月から4月に定植されましたが、定植時は畑の乾燥で活着に影響があったということでした。しかし6月25日ころからは曇天・長雨が続いており、排水不良による生育の遅れや培土作業が出来ない状況が続いています。病害虫関係では、さび病、ベト病、黒斑病やアザミウマ類の発生が見られました。3月定植のねぎは7月下旬から8月にかけて出荷する予定でしたが、概ね半月程度の生育遅れが見られます。
 そのような中で耕盤を毎年のように破砕しているほ場では、非常に排水が良く土寄せなども遅れなく実施されており、病害虫の発生も極めて少ない良い生育状況となっていました。
 平年であれば7月25日頃梅雨明けを迎えるところですが、7月27日現在で梅雨明けしていません。しかしながら何とか雨の合間を狙って防除や降雨でも薬剤効果が落ちにくい資材などを活用つつ適切に管理を行うよう助言しました。


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JAみやぎ亘理いちご部会出荷反省会開催

2020年07月27日 16時48分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

   令和2年産JAいちご部会の出荷が6月25日に終了したことから,去る7月20日,JAみやぎ亘理いちご部会は役員と出荷先の地元市場を招き,出荷反省会を開催しました。会議はコロナ対策として,日中の開催,地元の会場を利用し,東京,札幌市場の担当者はリモート参加となりました。

   令和2年産は,育苗期の7月に長い曇天が続き,一転して8月は晴天と高温,その後も定植時期の9月中旬まで高温となったことから,株の充実不足が作の後半まで影響した作柄となりました。年内の出荷は例年通りに始まり,年明けからは中休み時期がありましたが,2月下旬以降は潤沢な出荷となりました。3月に入るとコロナウイルスによる緊急事態宣言が出され,買い控え等の影響が心配されましたが,市場の販売協力と,家庭消費が順調だったこともあり,最終の出荷量は2,299t(前年比96%),29.2憶円(前年比97%)の販売金額となりました。

   いちご部会では,令和3年産に向け,本格デビューした新品種「にこにこベリー」を含め,「とちおとめ」「もういっこ」の栽培に更なる安定生産に取り組んでいくことで決意を新たにしました。普及センターは今後も生産に向けて支援をしていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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JA新みやぎあさひな地区ぶどう部会の栽培講習会が開催されました

2020年07月27日 16時48分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年7月15日に,大郷町のぶどうハウスを会場として,JA新みやぎあさひな地区ぶどう部会の栽培講習会が開催され,部会員18名が参加しました。
 当普及センターから,部会内で栽培の多い「シャインマスカット」を例に,仕上げ摘粒と袋かけ作業について実演を交えて指導しました。
 本部会は平成28年に設立され,設立と同時に「シャインマスカット」が導入されています。樹は順調に成長しており,年々,生産量が増えてきています。講習会では,販売先に合わせた房づくりをテーマに,房のボリュームを調整する方法や収穫期間を延長する果実袋の使い方について説明しました。
 参加者の間では,自園地の状況や管理技術に対する情報交換等もなされ,よりぶどう栽培に関する理解が深まった様子でした。


〈連絡先〉
 宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
 〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
 TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296
 E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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栗っこズッキーニのキャラクター名前募集を開始しました!

2020年07月27日 16時28分02秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年7月16日,「栗っこズッキーニ」を多くの皆様に知っていただくためのPRをかねたキャラクター名前募集チラシを,栗原市内に全戸配布しました。
 ズッキーニ生産拡大プロジェクト「Z-1」(JA新みやぎ栗っこ地区本部,栗原市,宮城県栗原農業改良普及センター)では,栗原市をズッキーニの一大産地にするため,作付面積拡大と消費拡大を図る取組を展開しています。今回は,プロジェクトの取組の中で,これまで使用してきたキャラクターを皆様に知っていただき,その名前を考えてもらうことで,栗っこズッキーニをより身近に感じていただくチラシを作成しました。
  名前の募集は8月14日までで,選考の後,9月上旬頃に発表する予定です。キャラクターに素敵な名前が決まるとともに,栗っこズッキーニの認知度が高まるよう引き続き支援していきます。


〈連絡先〉
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班     
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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花山ルビィふさすぐりのPRグッズデザインを地元高校生と検討しました!

2020年07月27日 14時14分22秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 7月16日と20日に,宮城県一迫商業高等学校商業研究部を訪問し,高校生と一緒に花山ルビィふさすぐりのPRグッズのデザインを検討しました。PRグッズは,今年9月19日から10月10日まで栗原市及び仙台市内洋菓子店等で開催予定の「花山ルビィふさすぐりフェア」での使用を想定しています。
 7月16日は生徒に栗原市花山地区とふさすぐりを知ってもらい,デザインのイメージを膨らませるため,ふさすぐりの枝や果実,県で作成したミニのぼり・ポスター等を展示しながら勉強会を行いました。その後,7月20日に,フェアで使用するミニのぼりのデザインをテーマに,どのようなコンセプトにするか,ワークショップ形式でアイデアを出してもらいました。ワークショップでは,「グラデーションやレース地を背景に取り入れて華やかなイメージに」,「果実を葉のイラストで縁取って枝を再現する」など,様々なアイデアが出されました。今後,ワークショップの結果をもとに,生徒達にミニのぼりやポスターなどの草案を練り上げてもらう予定です。
 この活動以外にも,商業研究部員の皆さんと栗原農業改良普及センターが協力して,市民向けアンケートやSNSを活用した広報も行っていく予定で,花山ルビィふさすぐりの更なる認知度向上を図っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-5795・6144

 


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集落営農法人設立に向けて税理士による勉強会を開催

2020年07月27日 13時20分15秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

   令和2年7月16日に栗原市若柳の「福岡老人憩いの家」において,福岡営農組合の法人設立準備委員会を対象に税理士を講師とした勉強会が開催されました。栗原市若柳の福岡営農組合(組合員55名)は水稲39.3ha,大豆22haを栽培しており,令和2年6月9日に法人設立準備委員会(15名)を立ち上げました。     
    本勉強会には準備委員10名が参加し,宮城県担い手育成総合支援協議会(みやぎ農業振興公社内)により派遣された税理士の森岡丈晴氏を講師とし,事前に送付した質問票に講師が回答する形で進められました。内容を絞ることで多くの疑問点を解決できただけでなく,今後話し合うべき課題が明確になるなど,有意義な勉強会となりました。  
 今後,普及センターでは明らかになった課題を準備委員会で検討するとともに,専門家の指導をいただきながら,今年度末の法人化を目指して支援していきます。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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JA新みやぎみどりの地区本部ほうれんそう部会現地研修会が開催されました

2020年07月27日 11時50分35秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 7月7日(火)にほうれんそう部会の現地検討会が開催されました。

 管内のほうれんそうは野菜指定産地にもなっており,多くの部会員が栽培を行っています。


 部会では塩類集積やアザミウマ類,ホウレンソウケナガコナダニの被害などが課題となっており,

今回の研修会で,普及センターから除塩対策や病害虫防除対策について説明しました。
 

 アザミウマ類の対策では,実証試験として,事前に青色粘着テープや粘着板をほ場周辺に設置しており,

当日は,設置の状況を見学し,対策の重要性を感じてもらいました。
 

 また,生産者からは,防除ローテーションの重要性や除塩の方法等について多くの質問があったほか,

生産者同士の意見交換が活発に行われるなど有意義な研修会となりました。


 普及センターでは,引き続きほうれんそう部会の栽培技術等の支援を行っていきます。

  

 

 

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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農業法人の社員研修会開催

2020年07月27日 09時32分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月14日,登米市中田町の(株)石ノ森農場は,きゅうりの抑制栽培の規模拡大により雇用者が増えるため,新たな社内体制づくりに向け社員研修会を開催しました。

 講師には,栗原市一迫の(有)耕佑の伊藤専務を招き,農業生産工程管理(GAP)による労働安全等への社員意識の変化や,ワークショップによる働きやすい環境づくりなどについてお話を頂きました。また実際にワークショップが行い,仕事に対する意識や満足感,お互いに話しやすい空気づくり,会社に意見が集まる仕組みづくりの大切さを学びました。

普及センターでは,今後も法人の社内体制づくりや人材育成に向けた支援をしてきます。

 

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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令和2年度登米地域だて正夢栽培塾開催

2020年07月22日 17時44分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

令和2年7月8日に宮城県米づくり推進登米地方本部主催の「登米地域だて正夢栽培塾」を開催しました。普及センターから,だて正夢の生育状況や今後の管理として適切な追肥と適期刈取などについて説明しました。その後,登米市迫町の,だて正夢普及展示ほ場に移動して,草丈,茎数,葉色を測定し,倒伏判断指標を用いた追肥診断を行いました。

だて正夢は「もっちり感」と「甘み」のある良食味米です。登米地域のだて正夢作付面積は約120ヘクタールで,105名が栽培しており,県内の作付面積約850ヘクタールの14%を占める主要産地となっています。

梅雨入り後,日照不足や豪雨,低温が続いていますが,普及センターでは,良食味,高品質米生産のため今後も支援をしてまいります。


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