イライラすることがあって、ちょこっと旅に出ました。
今や日本中が猛暑だらけで、どこにいても同じだと、
だったら外へ出て、気晴らしでもしようかなあって。 エヘヘ
青春18切符を利用して、関西から広島へ。
「青春」ということですから、家事や家族のことなど
いっさい忘れて、旅を楽しむことにしましたよ。
行きと帰りの時間だけを大まかに決めておき、
あとは行き当たりばったりの気ままな旅!
福山駅で途中下車し、鞆の浦へ立ち寄りたいな~。
そして尾道では、レンタサイクルで島へ渡ろうっと!
などなど夢は色々と膨らみますが。
さぁ出発しましょうかぁ~!!
まずは甲子園口駅でスタンプを押してもらい、
JR神戸線で姫路まで、そこから山陽本線で岡山へ、
岡山から乗り換えで福山へと、ここまでで4時間20分くらい。
長い道のりという感じはしなかったですね。
福山駅前は綺麗に整備され、バラの花が植わっていました。
“ともてつバス”に乗り、「鞆の浦」へと向かう。
海岸辺りは工事中で、鞆のシンボル“とうろどう”が
すっきりとは見えなくて…。
ガラス越しに撮りました。
田渕屋さんで、名物のハヤシライスをいただくことに。
ちょうど中国新聞の記者さんが取材に来られていて、
一緒にお食事を。
皆さん台所でいただくことになっているのです。
ハヤシライスはもちろんのことですが、
保命酒の試飲とチーズのおつまみがとても美味しかった!
あちこちで取り壊しの工事が行われ、町の景観が
損なわれているとオーナーは嘆いておられました。
鞆の浦へ来たなら、やはりここはぜひ見ておくべきでしょう!
対潮楼・福禅寺からの海の眺めは素晴らしい。
朝鮮通信使がその昔、「日東第一形勝」と賞賛したほど。
今は、平成いろは丸が仙酔島へと航行しています。
福禅時寺でも御朱印をいただきました。
鞆の浦を後にして、今日の宿泊地「尾道」へと。
残念ながら、尾道駅は改装中でした。
尾道というと、林芙美子の故郷ですよね。
駅をおりると必ず彼女の居宅へと向かいます。
「海が見えた 海が見える
5年振りに見る 尾道の海はなつかしい」
私は何年ぶりに見るのかな~(^^;)
尾道駅前はリュックを背負ったり、自転車に乗った若者が
ひじょうに多かったです!
今夜は軽めの夕食をとり、翌日に備えることにしましょう。
翌日、朝食前に海辺を散策することに。
何せこの暑さですから、涼しいうちにあちこちを
見ておかなければ!
ついでにレンタサイクルの予約も済ませてと。
何年か前に、やはりレンタサイクルで「しまなみ海道」を
多々羅大橋まで渡ったのですが、途中でパンクしたり、
坂道がきつかったり、お尻が痛くなったりと、タイヘンな
体験をしてきたので、今回は電動自転車に決めました!
朝食もしっかりと摂りましたよ~。
ごちそうさまでした♪
渡船に乗り、向島へと渡ります。
航行時間はおよそ5分くらいで、自転車持ち込みで料金は
何と、110円というお安さ! ありがたいですよね~。
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向島は尾道の対岸にあり、除虫菊発祥の地としても知られ、
高台に登れば尾道水道や千光寺などが見渡せる大パノラマ!
休憩所で、パンとサイダーの販売所をお聞きしました。
そのパンやさん、住田製パン所を訪ねました。
あげパンが65円とお値打ちで、きなこのねじりパンも美味しそう!
また自家製のこしあんも計り売りされていて、あんぱん用に
購入しました。
後藤サイダーは昔から変わらない製造法で、すっきりとした
甘さにネットでも大評判なのだとか。
お店の方のご厚意で、パンやさんの店先でいただくことに。
また向島の歴史や名所も教えて頂いたり、戦争で家族を
亡くした話や、紡績工場跡に戦争捕虜が5人いて、住民との
交流があったことなどを教えていただきました。
すっかり話し込んでしまいましたが、そろそろおいとまの時間。
尾道へ戻って千光寺にもお参りしたいし…
桟橋へ向かう途中、手打ちそばの幟を発見!
さすがにこの暑さでは、冷たい麺がいいかなと。
手打ちそば 「圓山」へは、何気なく飛び込んだのですが、
またまた長居をすることに。
こちらのご夫婦は、テレビ「人生の楽園」でも紹介されたのだとか。
教師をされていたご主人が、定年後に奥様の実家で始めた
お蕎麦屋さんだそう。
以前は大阪にお住まいだったことから、関西から来た私は
丁重なおもてなしを受けました。
奥様からお蕎麦のお菓子や、アイスコーヒーもご馳走になり、
ありがとうございました♪
名所や旧跡を丁寧に教えて頂き、今度の機会にぜひ訪れようと
約束したのでした。
向島の人たちは何てやさしく、親切なんでしょう!!
帰りの船中で、幸せな気分に浸っていました。
ロープウェイに乗り、千光寺へとやって来ました!
尾道水道を挟んで向島、しまなみ海道を眺めます。
ここまで上ってきてよかったわ!
ほんとに絶景なんですよ。
ここから見る夜景もさぞかしキレイなのでしょうね。
夜景も見てみたいものですが。
坂の町・尾道巡りも、この辺でそろそろお別れすることに。
今回は電動自転車にも、ずいぶんと助けられました。
自転車を返却して、あとは電車に乗り込むだけ。
青春18切符で行く、「2017 尾道の夏旅」は、これで終了かな。
汗をいっぱいかきながら、青春を謳歌しました!
明日からまた元の生活、普通の主婦に戻ります、私。
万葉の時代から有名な彼の地にはあこがれがあります。
なぜか縁の無い鞆の浦の情報を楽しんでいます。
早速のコメントをありがとうございます!
万葉集のお勉強をされていたのですよね。
潮待ち風待ちの港として、「鞆の浦」は栄えていました。
大伴旅人が、奈良へ帰る途中にこの地へ立ち寄り、
詠んだ歌も福禅寺の傍にありました。
対潮楼からの眺めは本当に絶景で、素晴らしいですよ!
PCの調子がおかしいので、これから続きを書こう
と思っています。
よろしければ、続きもまたご覧くださいね。