
ツアーではなくて、自分の足で花の寺を歩いてみようと、
関西花の寺 第十番 「摩耶山天上寺」 へ
出かける事にしました。


そういえば、割と近くに住んでいながら、摩耶山へは
まだ登ったことがありません。
ケーブルとロープウェイを乗り継いで、山上の星の駅へと。

駅で気温を見ると28℃。
確か下界は34℃だったから、やっぱり涼しいですね。(^^)
掬星台(きくせいだい)からの見晴らしは、もう素晴らしい~~♪
神戸から大阪、遥か彼方に和歌山方面まで見渡せる大パノラマ!
夜になれば、星が掬えるほどに美しいと言われる、
“1000万ドルの夜景” で、
日本三大夜景のひとつに数えられています。

先月、やはり1000万ドルという、長崎・稲佐山の夜景を
見てきたばかりですが・・・^_^;

さて、掬星台から天上寺までは、歩いて10分くらいの
ハイキングコースです。
木陰を歩いていると、時折うぐいすのさえずりが
聞こえるくらいに、静かで心地いい。
まだあちこちにあじさいの花も咲き、その清涼感に誘われ
暫くあじさい池で休憩をとることに。
この付近は摩耶自然観察園となっています。


「摩耶山天上寺」は、
孝徳天皇の勅願により、インドの高僧法道仙人が
開いたと伝えられる。
お釈迦さまの生母・摩耶夫人が祀られています。
女人守護の本山であり、
日本で最初に安産腹帯をお授けしたお寺だとも。



◇ 菜の花や月は東に日は西に
境内には、摩耶詣での折に詠んだと伝わる蕪村の句碑が建つ。


また回廊からの眺めも感慨深いもの。
彼方に明石海峡とわが故郷・淡路の島並みが、
うっすらと見えているのです。
あ~、もうお盆ですよね。
今年のお盆は、淡路へ帰れませんが。

8月は、余り見るべき花もないと思っていたのですが、
天上寺では百日紅も咲き、キキョウがきれいでした。
ご住職の花説法は、来年訪れる時まで楽しみに。(^^)
遅くならないうちに、そろそろ山を降りるとしましょうか。