2年ぶりに、「海霧」の撮影に行ってきました!
和歌山県の荒船海岸では、冬の冷え込んだ早朝に
海霧が発生し、とても幻想的な光景が見られます。
その瞬間をぜひ体験したくて、もう10年くらい通い
つめていますが、気象条件が揃わないとなかなか…
うっすらと霧が発生したことは何度かありますが、
豪華な海霧にはまだ出会っていません!(-"-)
果たして今回は?
主人と同行するときは大抵天気が良くなかったり、
霧が発生しないことが多かったりで、今年も少しの
不安はあったのですが。(^^;)
前日、熊野本宮大社に参拝して願掛けを。ふふっ。
夕方宿舎へ向かう途中、沈み行く夕日がとてもキレイでした。
何だか明日はいい事がありそうな。
期待を抱きながら、国民宿舎「あらふねリゾート」で一泊
することに。
翌朝6時に宿舎を出て、海霧を見るべく場所へと
向かいます。
既に何台か車が駐車をしていて、海霧狙いのカメラマン
たちが場所取りをしていました。
やっぱり皆さん、三脚を構えて撮るんですよね。
主人も早速三脚を固定しています。
私はあちこちと場所を移動するので、三脚を使用しない
のですが、ブレブレにならないかな~(^^;)
そこへ地元のベテランカメラマンの方が来られて、
「今日は霧が出とるが、雲が厚いな~!
せっかく来られたのだから、撮って帰ったらいいわ」だって。
このカメラマンさんは、タブレットに何枚もの豪華な
海霧の写真を保存されているんです!
だから今日みたいな日は、撮るには及ばない?という
ことなのでしょうね、きっと。 残念~!(>_<)
奇跡を信じて、その時を待つことにしましょう!
霧は発生しているらしいが、なかなか流れては来ません。
うーん、今日もダメか…
と思っていると、太陽が昇ってくるにつれて、海霧が
うっすらと見えてきました~!
うわぁ~、待ってた甲斐があった!!
うっすらでも、海霧が見えてよかったな。
きのう、熊野本宮へお参りしたのがよかったのかも。
機嫌よく宿舎を後にし、紀伊大島へと向かいます。
昨年観た映画「海難1890」の思い出の地、トルコの船
エルトゥールル号で遭難した580名の慰霊碑に。
映画の公開中とあって、訪れる人も多かったです。
陽気なトルコ人のお店もあり、“ドンドルマ”という、
伸びるアイスクリームを買うと、「おおきに」って
関西弁で。 エへへ
水仙の咲く白亜の樫野崎灯台も巡り、いつもより充実感を
味わって、帰路に着いた私たちでした。
先ほどまで、のほほんとした幸福感に浸っていましたが、
本日10日の「あらふねリゾート」のHPを覗いて見ると、
今日、今冬最多の海霧が発生しましたー!!
とても
「豪華な海霧」だって。
ガ、ガーン!!
だから、私は10日に行きたい!って、あれほど言ったのに。
なのに、なのに…
でも、過ぎてしまったことだし、仕方ないか。
また来年の目標にすることにします。