休みを利用して、広島の秋を味わってきました。
たぶん、これからはなかなか行けないと思うので、
鞆の浦と呉にも、足を運びました。
レトロな雰囲気と懐かしい味、「ええじゃん広島」。
福山に着くと、真っ先に向かうのが「鞆の浦」
さすがポニョのふるさと、海の色がきれいです~♪
のどかでほっこりとする風景。
「崖の上のポニョ」の宮崎監督が好んだ喫茶店
「深津屋」さんにも、ポニョがいっぱい。(^_^)
しかし、歴史ある鞆の浦も複雑な問題を抱えています。
さて、どうなることでしょうか。
暮れなずむ福山市駅前。
釣人の像に夕日が射して趣深い光景です。
カキが解禁になりました。
早速、江田島産のカキフライをいただく。
江田島はむき身カキの生産量が日本一なんですって!
やわらかくて美味でしたよ~♪
今回はじめて呉の町を訪ねました。
呉といえば、造船所!
のイメージでしかなかったのですが、
ここもまた、ステキな所でした。
駅から近い「大和ミュージアム」へ。
明治22年、呉鎮守府、明治36年、呉海軍工廠が設置され、
東洋一の軍港として栄えた呉市。
「大和ミュージアム」には、10/1サイズの戦艦「大和」や
本物の零戦、人間魚雷「回天」などが展示されている。
戦争の悲惨さを思い浮かべて、胸がドキドキしました。
呉は海軍さんの町。
「肉じゃが」は、呉が発祥の地?だとご存知でしたか。
田舎洋食 「いせ屋」さんにて。
ビーフカツにデミグラスソースをかけた「特性カツ丼」が有名。
そして、これが「海軍さんの肉じゃが」
あの東郷元帥が、イギリス留学時代ビーフシチューを食し、
それをヒントに「甘煮」が考案され、海軍のメニューに。
「いせ屋」の先々代が海軍のコックをされていたので、
「海軍厨業管理教科書」 のレシピを元に、当時の味
そのままに調理されています。
昔母が作ってくれた味と同じ、懐かしい故郷の香りがしました。
12月まで、「旧海軍グルメ」が行われています。
国重要文化財 「旧呉鎮守府司令長官官舎」
クラシックな雰囲気がステキです。
モダンで華麗な応接間、壁に珍しい金唐紙が貼られている。
東郷平八郎の旧宅、今は休憩所となっている。
呉市有形文化財 「旧呉海軍工廠塔時計」
この辺りは旧海軍のトップが過ごした所。
レンガの坂道にモダンな彫刻が点在し、静かで心地いい空間。
ぜひ機会を作り、もういちどゆっくりと訪ねてみたいと思う。
「ええじゃん、広島」