2月18日、
次男一家は東京へ、正確にいうと川崎市へと
引越しました。
息子の勤務先は東京なのですが、以前住んでいた川崎が
勤務先にも近く、またお嫁さんの実家・横浜にも近い
ということで、新しい住まいに決めたのだそうです。
引越し6日前の13日、はるちゃんは、
38、5度の高熱によるひきつけを起したので、
救急車を要請し、M病院に入院しました。
何といっても、まだ1歳になったばかり。
泣くことでしか表現出来ません。
薬も飲めず、点滴を受けるのにも、
なかなか血管が出なくて・・・
痛々しくて、可哀想で。(ノ_<。)
はるちゃんは、どんなにか怖かったことでしょうね。
ママは勿論、病室に泊まりこむことに。
翌朝、着替えやオムツなどを取りに帰るため、
暫くママと交代しはるちゃんを抱っこ。
ママが居ないと分かって、少しぐずりだしたけど、
何とかお役目を果たすことが出来たみたい~ホッ!
今から思うと、
はるちゃんが引越しを目前にして、
想い出作りを演出してくれたような気がしています。
職場の同僚などは、初めておばあちゃんらしい仕事を
したんじゃないのって・・・(*--*)
ママが病室に戻ってきてから、はるちゃんはママに
べったりで、片時も離れそうにありません。
そりゃ、そうですよね。
いろんな検査を受けたりして、とても不安だもの。
熱は38度から37、5度の間を上がったり下がったり。
病院での2日目が過ぎました。
3日目の朝、出勤前に病室に立ち寄ると、
若い女医の主治医が、
「お部屋が満室で、次を待っている患者さんがいるのです!
風邪なんかで何日も入院させられません。
今日の2時までには退院して、お部屋を空けるように」 と。
嫁はもう1日置いて頂けないかと懇願しましたが、
結局無理でした。
息子は既に会社に出かけてしまってるし、私が仕事を休んで
連れて帰ることにしました。
今、姪が医大生なのですが、もし女医さんを目指すのだったら、
患者にやさしい先生になって!と、この時思いました。
家に帰ると安心したのか、咳と鼻水は続いていましたが、
熱は徐々に下がってきたようで。
ママも少し身動きが取れて、安堵の様子。
しかし炊事は出来ないので、お弁当やパンなど食料品の
届け物をすることに。
引越しまであと3日、無事に行けるのだろうか。
あれやこれやと気を揉んだものでしたが。
引越し当日、会社の上司が手伝いに来てくださり、
前日業者の方による梱包済みの荷物などは、
あっという間に片付き、家の中は何もない状態に。
ベランダにあった枯れかけ寸前の観葉植物は、
再生させようとわが家に引き取りました。
よくよく見ると、3年前引越しのお祝いに私が
プレゼントした(ユッカ)でした~!
水と肥料を与えて現在は、ねぎぼうずのようになっています。
その後、わが家でお弁当の昼食を済ませ、友人の車で
JRの駅まで送ってもらい、次男一家はあたふたと
新幹線に乗り込み東京へ。
その日は都内のホテルで1泊し、翌日無事に引越し荷物は
届いたそうです。
本当に慌しかった1週間でした。
はるちゃんの入院は、西宮を去るにあたって、
身勝手な大人たちへの最後の反乱のように思えてなりません。
でもそのおかげで、想い出作りが出来ましたし、
はるちゃんに噛まれた指の痛みはまだ残っています。
少しは、おばあちゃんらしい役目を果たせたのかな~?
またいつでも、西宮に来てくれるようにと願っています。^_^;