“バイカモ”を知っていますか。
梅の花に似た小さな白い花。
直径1.5cmほどの可愛さで川面から顔を見せるんです。
常に14℃を保つ清流でしか育たないという。
1度その姿を見たくて、早朝6時に家を出た。
行き先は近江路、JR醒ヶ井駅近くの「地蔵川」。
地蔵川の梅花藻(バイカモ)は、キンポウゲ科の水生多年草。
米原ICを過ぎたあたりから、どしゃ降りの雨模様。
いつも米原付近へ来ると雨に降られるけど、
ついてないな~。
雨で水量が増え、水中から出ている花は一部分のみ。
それでも花と藻が揺れているさまは可愛くて涼しげ。
醒ヶ井は昔、中山道の宿場町だった。
当時の面影を残す町並みも風情があっていいですね。
湧き水で冷やしたトマトと、ラムネがおいしそう。
夏の終わりにはバイカモに百日紅の花びらが
折り重なって見事なんだそうです。
あちこち撮影をしていると、犬を連れた地元の方が、
「神社のほうの水が綺麗ですよ」
と教えてくださった。
神社とは加茂神社のこと。
そうか、ここが「居醒(いざめ)の清水」なんだ!
東征からの帰り、日本武尊が熱病になった時、この泉で
気力を回復したと伝えられる。
加茂神社から湧き出る水は日本名水100選に選ばれている。
透明感があり、ひんやりとして心地いい~♪
湧き水をペットボトルに入れ、持ち帰りました。(^^)
醒ヶ井を離れる頃には雨もあがり、団体の観光客と
すれ違った。
今度はバイカモに百日紅の花が覆いつくす風情を
見たいと思う。
次に、蓮の咲く宇治「三室戸寺」へと向かう。
正午近くになっていたので、もう咲いてるのは僅かでしたが。
雨が降ったので、蒸し暑さは少し解消されたみたいです。
また明日から暑くなるでしょうね。
あっという間に、7月も半分過ぎてしまいました。
梅雨明けもそろそろ近いのでしょうか。