10月に入り、急激に涼しくなりましたね。
3ヶ月ぶりに 「花の寺ツアー」へ出かけてきました。
まさに、美味しくて元気になれる旅!
久しぶりにお仲間とも再会し、仕事も家事もすっかり忘れ、
はしゃいできました~^_^;
今回は、京都から奈良へと4ヶ寺を巡るコース。
バスに乗ったり降りたりの繰り返しで、結構慌しかったです。
先ずは、石仏めぐりで知られる当尾の里に、
「岩船寺」を訪ねます。
◇第15番 高雄山 「岩船寺」 真言律宗
補修されて色鮮やかな三重塔が目を引きます。
本堂前に咲く しゅうめい菊の花が、清楚にして可憐!
こちらの阿弥陀如来さまは、肩などが丸みをおび
どっしりとして包容力が感じられます。
野菜や果物などを吊るした無人販売所が、
ほのぼのとしていいですね~。
続いて、コスモス寺として有名な「般若寺」へ
◇第17番 法性山 「般若寺」 真言律宗
まだコスモスはちらほら咲きでしたが、石仏とコスモスを
カメラに収めました。
鎌倉時代の十三重石塔が秋空に大きく映えてすばらしい。
こちらのコスモスは、種が飛んで来て自然に咲いて
増えたのだとか。
三十三観音の石仏にコスモスが寄り添って咲く様は、
微笑ましくてやさしい気分になれそう!
もう少しじっくりと見ていたかったのだけど、
まだ次の拝観があるため、このくらいで。
◇第18番 高円山 「白豪寺」 真言律宗
「萩の寺」として知られています。
石段を覆うように咲く白とピンクの萩は、もう盛りを過ぎて
いましたが、まだまだいい感じでしたよ。
100段程の階段を登るのは、ちょっときつかったですが。^_^;
登りつめた後のご褒美は、境内を吹き抜ける心地いい風と、
奈良市内を眼下に見渡せる素晴らしい眺望です。
入れ違いに、納品のため白豪寺を訪れたという
かぎろひさんの「かぎろひの大和路」を発見!!
自転車で来られたとか。
相変わらず、健脚だなあ~と。(^^)
樹齢400年を超える五色椿。
散り椿なので、地面に落ちた姿がとても美しいんですって!
その頃にまた来て見たいなぁ~。
“おん、にこにこ怒るまいぞ、そわか”
今日のご住職の花説法でした。
さて、このへんでランチタイムです~♪
≪ホテルアジール 奈良≫で味わう、“平城京・万葉の鏡月料理”
■鴨ロースと茄子のミルフィーユの菊花ジュレ掛け、
もみじ鯛のカルパッチョ、和牛の石焼き、
梨と栗のコンポートなど・・・
とても上品なお味と量で、美味しゅうございましたわ。(’-’*)
4ヶ寺目は天理市にある、「長岳寺」です。
◇第19番 釜の口山 「長岳寺」 真言宗
素朴で趣のある柿葺きの鐘楼門と、
池を隔てて見る本堂の美しさが特徴です。
本堂には、日本最古の玉眼入り木造阿弥陀三尊像が
安置されています。
境内では酔芙蓉の花が見頃を迎えていました。
咲き始めは白くて、徐々に赤みを増してゆき、
色の変化が楽しみな花ですね。
長岳寺のご住職は、“花の寺の会長”をなさっていて、
とてもお話上手。
時間があると、延々と説法をしてくださるそうです。
わたしたちはバスの出発時間が決まっているので、
余り長居は出来ませんでしたが。(^_^;)
山門を後にする時、白彼岸花と萩が一緒に咲いていて、
清清しくて印象的でした。
次回の花の寺廻りは、紅葉の時期に境内をうめつくす
もみじを見ることになるかと思います。
とても楽しみです。