知覧見学は、「特攻平和会館」と「武家屋敷」に
分かれていて、迷わず特攻平和会館を選択。
ぜひ行っておくべきだと思いました!
館内には特攻隊員1036名の遺影や遺書、遺稿などが
展示されています。
そのうちの439人が、知覧から出撃したと記録にあります。
まだ若き青年がうす暗い部屋に籠って、家族への遺書を
どんな思いで書き記していたのでしょうか。
★父上様
しきしまの 大和心を 一ひらに
こめて散りゆく 若桜花
もっと、もっと生きていたかったことでしょう。
胸が痛みます!
知覧を後にして、私たちは「釜蓋神社」へ
正式名は射楯兵主(いたてつわものぬし)神社、御祭神は
スサノオノミコト、厄除け、開運にご利益があるのだそう。
釜の蓋を頭に乗せ、鳥居から拝殿まで落とさずに行けば、
願いが叶うのだとか。 皆さん真剣そのもの。
サッカー選手の色紙がたくさん飾られていました。
ここから薩摩富士・開聞岳がくっきりと見えます!
沈みゆく夕日がキレイで、心に沁みました。
今宵は指宿温泉へ、砂蒸し風呂が待っています。
さあ、急ぎましょう
ホテル内に人工の砂蒸し風呂があり、たくさんの方が体験を
されていました。
50度もあるそうで、主人は汗びっしょりに!
心臓に負担がかかると思い、私は遠慮しましたが。
夕食の時間、きびなごのお刺身と豚の角煮が美味でした。
焼酎大好きの主人は、何度も試飲をして満足そう!
鹿児島は焼酎の本場ですものね。
何本かをお土産用に購入。
旅行もあと1日となり、がんばりましょう!
翌朝のホテルから、“天使のはしご”が見られました。
今日のお天気はどうなるでしょうか。
ホテルの前には錦江湾が広がっていて、そのすぐ傍を
電車が走っていました。
ひと昔前は新婚旅行のメッカとして、みんなこぞって
こちら方面へ出かけたものでしたよね。
最後の見学地は「仙巌園」散策です。
桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な庭園。
昨年、世界文化遺産になったばかりです。
残念ながら、桜島は上のほうが霞んでいて全景は見られず。
桜の咲く季節に訪れたら、さぞかし華やかなのでしょう。
それでも、菊であしらわれた建物や紅葉が残っていて、
見ごたえがありました。
島津斉彬、西郷隆盛、篤姫の菊人形が並び、まるで
大河ドラマを見ているかのよう。
再来年のNHK大河は、「西郷どん」ですよね。
2泊3日の指宿・霧島の旅も、これにて終了!
博多から新幹線で新大阪へ戻ります。
優秀な添乗員さん、ドライバーさんの案内のおかげで、
とても楽しい旅行になりました。
高齢の人たちの添乗はずいぶん疲れたことでしょうね。
感謝いたします~♪
4年間で九州をあちこち廻ってきましたが、今回で
九州すべての県を巡ったことになります。
最初の年は佐賀県と長崎県へ、翌年は大分県、熊本県、
昨年は熊本・宮崎県に、そして今年の福岡県、鹿児島県。
少しづつの観光でしたが、九州全県を制覇しました。
これで、九州の旅も完結かな~
“あいがとさげもした”
(ありがとうございました)