こころ模様Ⅲ

のんびり、ゆっくり、気の向くままに…

ゆすら梅のなる頃

2009-05-30 22:32:00 | 雑感


今年も実家の庭先に、可憐な実をつけていました。
主がいなくなっても、まるで何事もなかったかのよう。
さくらんぼみたいで愛らしい~♪
1つとって味わってみました。
甘酸っぱい香りがして、思わず胸がキュンとなりました。

ゆすらうめの実がなると、3年前の母との思い出が
よみがえります。
  ↓

こちら

孫の結婚式を目前にして、嬉々としていた母でした。
あんなに元気で振舞ってたのに・・・

今日は35日法要で、先山へお参りしてきました。



不思議な事に、予報では曇りまたは雨だったのに、
快晴となりました。
気温もかなり上昇しましたが、淡路富士(先山)の山頂では
涼しすぎるくらい。
みんなの訪れを心から待っていてくれたのでしょうね。
母の法要の日はいつも快晴なのです。

子供の頃、家族で何度も先山に登ったものでした。
頂上付近の茶店で食べた丁稚羊羹の美味しかったこと!
久々にみんなでいただきました。
昔と変わらず素朴な味わいで懐かしかったなぁ。


4月、5月は暫く疎遠になっていた兄弟、親子、親戚などの
集う機会が続きました。
これも母が望んでいた事でしょう。


ゆすら梅の実がなると母を思い出します。
来年もまた可愛い実をつけてくれるでしょうか。






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湊川神社

2009-05-19 21:18:00 | 雑感


湊川神社へお参りしてきました。
境内はひっそりとしていて、新緑が眩いほどでした。










             水戸光圀公の像




此処へは何度もお参りで足を運びました。
すぐ近くには、「神戸大学病院」 があります。




平成12年、O教授を頼って淡路島から出てきた母は、
神大病院で腹部大動脈瘤の手術を受けました。
9時間以上に及ぶ大手術でした。

手術当日、O教授から心境を聞かれて、
「少しドキドキしていますが、よく眠れました」と、
応えたそうです。
いかにも母らしいなと感心したものでした。

78歳という高齢でしたが、強靭な精神力でもって、
1ヶ月余りで退院。
その入院中にも淡々と俳句を詠み、投稿をしていました。




湊川神社の西側は、「緑と彫刻の道」という散策路と
なっています。
道路沿いに彫刻とお花を見て楽しめます。
お参りした後、此処を歩いて病院へと向かうのでした。
いろんな事を考えながら・・・




みよちゃん、
もうすぐ「楠公祭」ですってよ!
賑やかな事でしょうね~。
一緒に見物に行きましょうか。




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旅立つ

2009-05-13 19:20:00 | 雑感



 5月8日 午前10時58分
 
 みよちゃんが遠くに旅立ちました。
  
 86歳でした。


【 みよちゃんを偲んで 】

時には厳しく、大きな愛情をもって、4人の子供と8人の孫を

育ててくれました。 肝っ玉母さんであり、孫にはやさしい

おばあさんでした。

父が亡くなった後も、ひとりで家を守ってくれましたね。

深く感謝致します。

孫の成長を見るのが楽しみで、東京、大阪、西宮など、

あちこちへも足を運んでいました。

あなたがいるだけで、家族はみな元気で幸せになれました。

また何事にも積極的に取り組む熱い人でした。

特に永年俳句に親しみ、入院中でも淡々と俳句を詠む姿に

心打たれたものでした。

でも、今回の入院では一句も作れませんでしたね。

残念です・・・。

もっともっと長生きしてほしかったです。

もっともっと笑顔が見たかったです。

今日の旅だちに、俳句のお仲間の英美さんが一句

詠んでくださいましたよ。

今一度捧げたいと思います。


「美代子さん」と呼べば笑顔の涼しくて


どうもありがとうございました。

安らかにお眠りください。

                         娘より


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勝ててよかった-甲子園-

2009-05-04 23:22:00 | お出かけ
いや~、久しぶりにスカッとしました♪
何がって?

あのね、阪神タイガースが、対巨人戦12連敗を
やっとの事で阻止したんです!
長~いトンネルを抜け出しました。
( ´ー`)フゥー
これで、トラッキーたちもひと安心よね。(^^)













あと1球コールにも熱が入ります。
結局、6-0の快勝でした。(^_^)v

今日の主役は下柳投手。
「勝てたらいいな~と思いました」 (’-’*) フフ
本当にナイスゲームでしたね~♪

甲子園観戦、先ずは1勝。\(^o^)/
久しぶりに、心が晴れ晴れとしました。













ところで、甲子園球場では、
あのWBCの優勝トロフィーが展示されていました。
阪神の藤川投手、岩田投手のユニフォームも。







手に汗握る熱戦に、一喜一憂しました。
あの時の感動が甦ります。
これを手にするため、皆必死で頑張ったんですものね。
トロフィーはまばゆいばかりに、キラキラ輝いて見えました。
やっぱり野球っていいね~ kirakira2


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鞆の浦まで行ってきました

2009-05-02 02:20:00 | お出かけ
休みの日はずっと淡路島通いでしたが、
「今回はゆっくりしといで」、と兄の許可が出たので、
休日をたっぷりと楽しむことにしました。

迷う事なく思い出の地、「鞆の浦」へと
足を運びました。



う~ん、実に素晴らしい眺めですね。
手前に弁天島、後方に仙酔島を望みます。



 




「福禅寺・対潮楼」は、江戸時代
朝鮮通信使の迎賓館として使用され、
「日東第一形勝」との賞賛を受け、日本の漢学者や書家の
社交の場となった。



ご住職は、自称90歳(実年齢88歳)でいらっしゃいますが、
お元気そのもの。
「ここはみんなのふるさとじゃけん、またふるさとへ
帰ってきんしゃい」 と、楽しい説法を。





「むろの木歌碑」

わぎもこが見し 鞆の浦のむろの木は
 常世にあれど 見し人とぞなき

万葉集に収められた大伴旅人の歌碑。鞆に立ち寄り、
むろの木に託して亡き妻を偲んだもの。
福禅寺石垣の前に建つ。


鞆の浦では、5月2日から今年も勇壮な鯛網が始まります。
昨年の様子は、こちら





医王寺から眺める鞆港です。
山の中腹にある医王寺は、平安時代弘法大師の開基と
伝えられる寺院。








心地よい風が吹き、境内には牡丹とつつじが咲き色鮮やか。
ここから鞆の町並みと瀬戸内海を一望することが出来ます。
心が安らぐひととき、またまた素晴らしいですね~。

ご詠歌
  のぼりては こころのきりも はれぬべし
  いおうのてらの じひのやくしに




途中、明円寺の藤棚も綺麗でしたよ。




尊皇攘夷を主張する三条実美ら7人の公家は、京都での
討幕運動に敗れ、長州に下る途中、鞆の浦に寄宿した
「保命酒屋」、太田家住宅。

細い路地に昔懐かしい町並みが見られる。




     お食事処「おてび」さんと、喫茶「深津屋」さん

昨年も利用したお店です。
「おてび」さんでは、地元で獲れた小魚を煮込んだ料理が
おいしかった。



撮影で訪れた方々の写真でいっぱい。
「深津屋」さんには、宮崎駿監督がよく通ってたそうな。
コーヒーを入れながら、「昨年も来られましたよね」と、
お店の人。そういえば、座った席も同じでした。うふふ。



そして、鞆のシンボル 「常夜燈」へ。



日本一の高さを誇る灯籠燈 (とうろどう)
素敵! 常夜燈と雁木のバランスがいい感じで、
惚れ惚れとする美しさです。

ポニョブームも過ぎ、少し落ち着きを取り戻した鞆の町並み。
しかし、また連休で混雑する事でしょうね。
その前に、ゆっくりと見て廻れたのがよかった!
私のこころのふるさと、癒しの旅でした。




コメント (2)
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