今回はようやく決定した、2020東京オリンピックで都内混み合うかもしれないという予測に基づき静岡への旅を決定しました。予測は不発で普段と特に変わってないらしいけれどそれはそれでよいのです。僕の心は当初北陸富山に揺れていました。行きは水曜深夜東京もしくは新宿発の高速バスに乗って、富山で3泊してから土曜の夜に富山をたてば日曜の昼くらいには地元に戻れるだろうとたかをくくって下調べしてたらなんと、富山発東京達の高速バスがないではありませんか。あれおかしいな。東京→富山を営業したら富山→東京をしないと富山にバスが溜まってしまします。おそらくは需要の多いであろう石川金沢発にまわしているんでしょう。北陸新幹線が富山に延伸したからそれを使ってくださいね、という意味かもしれませんがあいにく僕は新幹線使うような旅は、ビジネスを除いてしないことにしています。①暇だから旅するのだろう②急いでいないのだろう③目的の半分は車窓を眺めるのが目的なのだから新幹線じゃ都合悪かろう、といった意味となります。①についてはその通りで、②については急ぎの旅は疲れるのでビジネスを除いてしないことにしています。③について異論のあることは認めます。新幹線の車窓でも楽しい区間はあるもので、ただし鈍行列車や高速バスのほうがより楽しめるといったところです。新幹線だと大味すぎて鈍行列車だと区間をより詳しくゆっくり楽しめるといったところでしょうか。
当初富山から行く先を伊豆に変更した僕は1週間ほど前から宿探しを始めました。あら、いつものところが空いてない。いや、宿をやめてしまったようだ。コロナ禍で収支大変だったのでしょう。Gotoトラベルに振り回された挙げ句爺さんとの思い出の民宿を婆さん諦めてしまったようです。とはいえその時の僕はそれを深く考えてるいとまはなく、東伊豆がだめなら西伊豆があるではないかなどと短絡思考していました。世の中そんな甘くない。旅に飢えてる都民はここぞとばかりに温泉地を予約しまくったようです。一旦動くと都民のすることは恐ろしい。伊豆だけでなく箱根、草津等は予約で埋まりその他温泉地ではないところもなぜだか予約が埋まっていて、そうここ数年国の行ってきた観光資源の確保と運用の高度化はなにもない地方都市に観光産業を息づかせどこに行っても観光観光…と喧しいのです。僕はそんなことに興味はないわけで移動を楽しんだ後土地土地の食品スーパーにおいて鮮魚の刺身、漬物なんかを購入し酒を楽しみそしてホテルもしくは温泉宿でのステイを楽しむのです。誰かが考えたルート通りの観光なんて食い残しの給食を食べるが如くで、惨めったらしいったらありゃしない。
結局東京から行き帰りの最大値は静岡にあるらしく、片道200Km程度が限界なようです。それでも宿の確保は困難を極め同時に行っていた移動の確保が高速バスはあっという間に予約で埋まっており、鈍行列車しか選択肢がないわけで、仕方ないから東京駅から鈍行列車に乗り込みさてグリーン車確保しようとしたところ上も下も真ん中も窓際は満杯だったのです。東京発じゃなくなったのには便利さといったメリットを生じさせて且つ東京からのぞみどおりの座席を確保できなくなったデメリットもあるということ。熱海行鈍行列車の始発が千葉は館山だったなんて営業距離は頑張っているものの誰がそれを得するのか。千葉県民しか恩恵を受けないではないか。これについては後述します。
東海道線も足が速くなったようでして、以前は東京→熱海は2時間以上かかってた気がしますが、今では2時間かからずたどり着くことが可能となっています。とはいえそこから地獄の乗り換え東海道線なわけで尿意でももよおそうものなら即次の列車に乗らなけりゃならなくて、特に沼津や大垣はダッシュが必要となったりして大変な思いをしたりします。爺さん婆さんにこれは困難なことであり息が切れて呼吸困難や酸素不足で健康を害する危険もあるのでJR東海には速やかな改善を望む次第です。
そんなこんなで静岡着が13:00頃でそこから恒例の町歩きをするのですが、今回これは苦行のようなものであり、なにせ暑さが普通ではありません。気分のよい町歩きもこうなると悲惨です。度々マスクをずらしては新鮮な空気を体内に送ってあげないと体が沸騰するような気がして生きてる心地もしませんでした。
静岡大空襲でまちなかの殆どが焼け落ち現在残っている遺構やなんてないに等しく、戦後の看板建築をたまに見るくらいでしかし数は少なくいかに東海地震に備えて建物をやり直したかの話になりますがそれはまた後日、本日はこれまで。
2021/07/25 16:56 深川 GeminiPDA
2021/07/25 16:56 深川 GeminiPDA
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