NASAの系外惑星探査衛星“ケプラー”の観測で作られた、最新の系外惑星候補リストが発表されました。
このリストには新たに461個が加わり、地球サイズの惑星が多数存在することが明らかになりつつあるんですねー
2009年5月~2011年3月の観測に基づいた今回のリストには、2036個の恒星の周囲にある2740個の惑星候補天体が含まれます。
2012年2月発表の前回リストと比べると、
地球サイズ、または少し大きいスーパーアースサイズの天体の増加が、とりわけ目立つんですねー
“ケプラー”による
系外惑星候補の発見個数を
直径サイズごとに
グラフ化したもの。
また、複数の惑星がある惑星系も、365個から467個に増えています。
“ケプラー”が、これまでに見つけた惑星候補の43%について、同じ惑星系に他の仲間がいるということになるんですねー
“ケプラー”は、惑星が公転運動で恒星の手前を通過(トランジット)することによって、
恒星の明るさが低下する現象を観測する“トランジット法”で、系外惑星を見つけます。
少なくとも3度の減光(公転3回分)が観測されたものから、外部要因と思われるものを取り除いて“惑星候補”を絞り込んでいくんですねー
そして、追観測と解析を行って、晴れて系外惑星として認定されることになります。
前回リストでは確定された惑星は33個でしたが、今回は105個にまで増えています。
2009年の“ケプラー”打ち上げから3年半以上が経ったことで、公転周期の長い小型の惑星の減光観測も十分積み重ねられたきました。
なので、真に地球にそっくりの天体が見つかるのは時間の問題なのかもしれません。
今回のリストをハーバード・スミソニアン天体物理センターで解析したところ、
恒星の17%が、太陽系の水星より軌道の小さい地球サイズの惑星を持つことが分かりました。
この割合を当てはめると、天の川銀河には170億個以上の地球サイズの惑星があることになります。
さらに、地球の軌道ぐらい離れているものや、大型のものも含めると、恒星の70%にも及ぶんですねー
“ケプラー”以外の観測も併せると、太陽と同タイプの恒星のほとんどに惑星が存在するようです。
また、巨大ガス惑星を除き、恒星のタイプによる惑星のタイプの数に、偏りが見られないことも明らかになりました。
「太陽タイプの恒星の方が、地球サイズの惑星が多い」、
「海王星サイズのものが、赤色矮星に少ない」っといった、ばらつきはないようです。
このリストには新たに461個が加わり、地球サイズの惑星が多数存在することが明らかになりつつあるんですねー
2009年5月~2011年3月の観測に基づいた今回のリストには、2036個の恒星の周囲にある2740個の惑星候補天体が含まれます。
2012年2月発表の前回リストと比べると、
地球サイズ、または少し大きいスーパーアースサイズの天体の増加が、とりわけ目立つんですねー
“ケプラー”による
系外惑星候補の発見個数を
直径サイズごとに
グラフ化したもの。
また、複数の惑星がある惑星系も、365個から467個に増えています。
“ケプラー”が、これまでに見つけた惑星候補の43%について、同じ惑星系に他の仲間がいるということになるんですねー
“ケプラー”は、惑星が公転運動で恒星の手前を通過(トランジット)することによって、
恒星の明るさが低下する現象を観測する“トランジット法”で、系外惑星を見つけます。
少なくとも3度の減光(公転3回分)が観測されたものから、外部要因と思われるものを取り除いて“惑星候補”を絞り込んでいくんですねー
そして、追観測と解析を行って、晴れて系外惑星として認定されることになります。
前回リストでは確定された惑星は33個でしたが、今回は105個にまで増えています。
2009年の“ケプラー”打ち上げから3年半以上が経ったことで、公転周期の長い小型の惑星の減光観測も十分積み重ねられたきました。
なので、真に地球にそっくりの天体が見つかるのは時間の問題なのかもしれません。
今回のリストをハーバード・スミソニアン天体物理センターで解析したところ、
恒星の17%が、太陽系の水星より軌道の小さい地球サイズの惑星を持つことが分かりました。
この割合を当てはめると、天の川銀河には170億個以上の地球サイズの惑星があることになります。
さらに、地球の軌道ぐらい離れているものや、大型のものも含めると、恒星の70%にも及ぶんですねー
“ケプラー”以外の観測も併せると、太陽と同タイプの恒星のほとんどに惑星が存在するようです。
また、巨大ガス惑星を除き、恒星のタイプによる惑星のタイプの数に、偏りが見られないことも明らかになりました。
「太陽タイプの恒星の方が、地球サイズの惑星が多い」、
「海王星サイズのものが、赤色矮星に少ない」っといった、ばらつきはないようです。