天の川銀河で活発に活動する星の工場が、猫の足星雲“NGC 6334”です。
“NGC 6334”は、可視光によって観測できる、比較的広い範囲に広がったガスやチリのまとまりで、“散光星雲”に分類されます。
南天のさそり座の方向約5500光年先にあり、直径は約50光年で、見かけの大きさは満月と同程度だそうです。
画像は、“ArTeMis”の初観測(ファーストライト)でとらえた近赤外線画像で、
ガスやチリが渦巻く“NGC 6334”が写し出されていて、
数万もの星が、この散光星雲“NGC 6334”で生まれているのが分かるんですねー
今は、一部がオレンジ色に見えるチリの雲に覆われていて、画像中でも少なくとも2000個の若い星が隠れているそうです。
ただ、姿を確認できるのは遠い将来になるようです。
“ArTeMis”は2013年の夏に、南米チリの高地、アタカマ砂漠のチャナントール天文台にある電波望遠鏡アタカマ・パスファインダー実験機“APEX”に搭載された、サブミリ波専用のカメラだそうです。
パラナル観測所のVISTA望遠鏡で撮影した近赤外線画像に、“ArTeMis”で撮影されたオレンジ色に輝く画像を重ね合わせたもの。
波長0.35ミリでとらえられた星間微粒子の厚い雲からやってくる白く輝く光を見ることができる。
波長0.35ミリでとらえられた星間微粒子の厚い雲からやってくる白く輝く光を見ることができる。
“NGC 6334”は、可視光によって観測できる、比較的広い範囲に広がったガスやチリのまとまりで、“散光星雲”に分類されます。
南天のさそり座の方向約5500光年先にあり、直径は約50光年で、見かけの大きさは満月と同程度だそうです。
画像は、“ArTeMis”の初観測(ファーストライト)でとらえた近赤外線画像で、
ガスやチリが渦巻く“NGC 6334”が写し出されていて、
数万もの星が、この散光星雲“NGC 6334”で生まれているのが分かるんですねー
今は、一部がオレンジ色に見えるチリの雲に覆われていて、画像中でも少なくとも2000個の若い星が隠れているそうです。
ただ、姿を確認できるのは遠い将来になるようです。
“ArTeMis”は2013年の夏に、南米チリの高地、アタカマ砂漠のチャナントール天文台にある電波望遠鏡アタカマ・パスファインダー実験機“APEX”に搭載された、サブミリ波専用のカメラだそうです。