国立天文台・岡山天体物理観測所で、系外惑星の発見と大気調査を目的に開発された、
新しい観測装置“MuSCAT”の最初のテスト観測が行われました。
“MuSCAT”は、
国立天文台や東京大学などを中心とした研究グループが開発した装置で、
岡山天体物理観測所の180センチ反射望遠鏡に搭載される3色同時撮像装置。
青(g' バンド、波長400-550nm)、
赤(r' バンド、波長550-700nm)、
近赤外線(z_sバンド、波長800-920nm)の
異なる3つの波長帯の画像を一度に、
高精度で観測することが可能なんですねー
研究グループでは“MuSCAT”を使って、
系外惑星が主星の手前を通過する“トランジット”と呼ばれる現象を、
多波長(青、赤、近赤外線)で、一度に高精度にとらえることを目指しています。
これによって第2の地球とも呼べる、新しい系外惑星の発見や、
系外惑星がもつ大気の性質解明に活用していくそうです。
昨年の12月24日行われたファーストライト(テスト観測)は無事に成功。
超新星残骸の“かに星雲(M1)”などの天体写真のほか、
装置の性能を評価するための試験データを取得しています。
“MuSCAT”は今後4か月かけて試験観測と調整を行い、
実際の科学観測に使用されるのは2015年後半からになるようですよ。
新しい観測装置“MuSCAT”の最初のテスト観測が行われました。
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“MuSCAT”のファーストライトで 撮影された“かに星雲(M1)” |
“MuSCAT”は、
国立天文台や東京大学などを中心とした研究グループが開発した装置で、
岡山天体物理観測所の180センチ反射望遠鏡に搭載される3色同時撮像装置。
青(g' バンド、波長400-550nm)、
赤(r' バンド、波長550-700nm)、
近赤外線(z_sバンド、波長800-920nm)の
異なる3つの波長帯の画像を一度に、
高精度で観測することが可能なんですねー
研究グループでは“MuSCAT”を使って、
系外惑星が主星の手前を通過する“トランジット”と呼ばれる現象を、
多波長(青、赤、近赤外線)で、一度に高精度にとらえることを目指しています。
これによって第2の地球とも呼べる、新しい系外惑星の発見や、
系外惑星がもつ大気の性質解明に活用していくそうです。
昨年の12月24日行われたファーストライト(テスト観測)は無事に成功。
超新星残骸の“かに星雲(M1)”などの天体写真のほか、
装置の性能を評価するための試験データを取得しています。
“MuSCAT”は今後4か月かけて試験観測と調整を行い、
実際の科学観測に使用されるのは2015年後半からになるようですよ。