小石川高校の昭和6年~7年生まれの方々の同期会にお招き頂きました。
商船三井赤坂クラブを会場に毎月一度、集っているという本当に仲の良い同期の方々。
東大卒が何人もいるエリート学年は、蒼々たるメンバーで、現役の方、引退した方様々ですが、非常にバラエティに富んでいます。
元サッカー協会会長の岡野俊一郎さんもその一人。今回は、ワールドカップの40日間、ドイツにいらした岡野さんの大会雑感トークがあるというので、40人以上の参加という盛況ぶりでした。
岡野さんのお話は歯切れが良くて、率直、明解。いろいろと楽しいオフトークも聞けて役得でした。オフト監督のことは現役時代から非常に高く評価していて、選手としても監督としても人間としてもなかなかいない素晴らしいやつだとおっしゃっておりました。
長い選手生活の中、トッププレーヤーとして活躍しながら、一度も警告を受けたことがないなんて、ほとんど考えられません。
岡野さんが東大サッカー部現役時代に、大学選抜の日本代表でドイツへ遠征した時のお話もとても興味深いものでした。53年の月日。ドイツの街も変わり、世界のサッカーも変わり、その空間と時間の中に自分のサッカー人生を振り返るという、彼個人の感慨深い体験。同級生からはいろいろな質問も出て、楽しいトークでした。
ちなみに、彼がドイツ遠征に行った当時、ドイツでの滞在費等は出たものの、渡航費は自分持ち。ドイツ往復は当時なんと40万円。そんなお金、個人で出せるわけがありません。という訳で、東大から一人メンバーに選ばれた彼を援助してくれたのは、同大学サッカー部OBたち。そしてどうやらそれだけでは足りず、当時の東大の体育会系の全ての部が部費の一部を援助してくれたおかげで行けたのだと。現在の海外旅行の便利さとは訳が違います
そんな席に呼んでいただき、その後活弁上演を御覧いただいた私はとても光栄です。
昨年に続き2回目ですが、本当に驚くほどのつき合いの濃さを感じます。卒業から50年以上経って、毎月集い、イベントを企画しては楽しみ、飲んで語らう。皆さんとてもイキイキとしていらして、仲が良くて。
同じ高校の中でも、こんなに集まる学年は少ないんだと話して下さいましたが、何より素敵だと思うのは、旧制高校で本来男子ばかりの会に、夫婦同伴で、あるいは、同級生は亡くなったけれど細君が参加、という形で、奥様たちも一緒に輪の中で楽しんでいることです。
30代、40代、50代はしゃかりきに働いて、家族を養って、子どもを一人前にして、
今、ようやく気心の知れた旧友たちと過ごす時間をゆっくり楽しめているのかもしれません
さて、40年後…。
幼なじみや同期生とどれだけ繋がっていられるでしょうか。
商船三井赤坂クラブを会場に毎月一度、集っているという本当に仲の良い同期の方々。
東大卒が何人もいるエリート学年は、蒼々たるメンバーで、現役の方、引退した方様々ですが、非常にバラエティに富んでいます。
元サッカー協会会長の岡野俊一郎さんもその一人。今回は、ワールドカップの40日間、ドイツにいらした岡野さんの大会雑感トークがあるというので、40人以上の参加という盛況ぶりでした。
岡野さんのお話は歯切れが良くて、率直、明解。いろいろと楽しいオフトークも聞けて役得でした。オフト監督のことは現役時代から非常に高く評価していて、選手としても監督としても人間としてもなかなかいない素晴らしいやつだとおっしゃっておりました。
長い選手生活の中、トッププレーヤーとして活躍しながら、一度も警告を受けたことがないなんて、ほとんど考えられません。
岡野さんが東大サッカー部現役時代に、大学選抜の日本代表でドイツへ遠征した時のお話もとても興味深いものでした。53年の月日。ドイツの街も変わり、世界のサッカーも変わり、その空間と時間の中に自分のサッカー人生を振り返るという、彼個人の感慨深い体験。同級生からはいろいろな質問も出て、楽しいトークでした。
ちなみに、彼がドイツ遠征に行った当時、ドイツでの滞在費等は出たものの、渡航費は自分持ち。ドイツ往復は当時なんと40万円。そんなお金、個人で出せるわけがありません。という訳で、東大から一人メンバーに選ばれた彼を援助してくれたのは、同大学サッカー部OBたち。そしてどうやらそれだけでは足りず、当時の東大の体育会系の全ての部が部費の一部を援助してくれたおかげで行けたのだと。現在の海外旅行の便利さとは訳が違います
そんな席に呼んでいただき、その後活弁上演を御覧いただいた私はとても光栄です。
昨年に続き2回目ですが、本当に驚くほどのつき合いの濃さを感じます。卒業から50年以上経って、毎月集い、イベントを企画しては楽しみ、飲んで語らう。皆さんとてもイキイキとしていらして、仲が良くて。
同じ高校の中でも、こんなに集まる学年は少ないんだと話して下さいましたが、何より素敵だと思うのは、旧制高校で本来男子ばかりの会に、夫婦同伴で、あるいは、同級生は亡くなったけれど細君が参加、という形で、奥様たちも一緒に輪の中で楽しんでいることです。
30代、40代、50代はしゃかりきに働いて、家族を養って、子どもを一人前にして、
今、ようやく気心の知れた旧友たちと過ごす時間をゆっくり楽しめているのかもしれません
さて、40年後…。
幼なじみや同期生とどれだけ繋がっていられるでしょうか。