今日は、アトラクションで活弁をさせていただく週末の【酒田東高東京亀城会総会・懇親会】の最終打ち合わせに行って参りました。
開催日時:6月16日(土)12:00より(受付開始 11:30)
場所:レストラン「キャッスル」 03-3506-5070 千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル9F
会費: 6000円 (但し学生は無料)
活弁上映:『血煙高田馬場』『大学は出たけれど』
帰り道、たまたま車中でフジテレビのザ・ベストハウス123を観ていると。
あれ?観た顔が…。
お世話になっている国立近代美術館フィルムセンターの主任研究員岡田秀則さんではありませんか。日本一の所蔵数を誇る施設で、膨大な数のフィルムに全て目を通しているという方。(と紹介されていたのですが、本人曰く「そんなわけないじゃないですか(^^;」)
彼が選んだ
「いにしえの日本が見られる超貴重!秘蔵フィルムBEST3」
の放映なのでありました。すべて明治時代の、古い古~いドキュメントフィルム。
私が普段活弁で上映する作品は大正、昭和の、無声映画時代後期のものばかり。
初めて観るフィルムはとても興味深いものでした。
第3位:偉人が動く!日本最古の探検ドキュメンタリー映像「白瀬中尉の南極探検」
日本初の南極探検隊の偉業を撮影したフィルム。南極へ向う人々の格好はわりと軽装で、しかも、様々な職種の人たちが参加したと見え、服装もバラバラであります。氷点下25度の別世界南極に降り立ち、右往左往、探検する人々。皇帝ペンギンと日本人の初めての遭遇シーンは、フィルムの回転が早いせいもあるのでしょうが、遊んでいるのか遊ばれているのか、ペンギンたちと戯れる様子が可愛くて微笑ましいものでした。
第2位:動く伝説の巨人!日本最古の大相撲映像「両国大相撲」
絵でしか見た事のない、明治時代の力士たち。これが意外にも、あまり太っておりません。身軽で、柔道のような投げ技もあり、その取り組みはかなりコミカルで新鮮でありました。今、あんな取り組みがあったら、絶対、湧きます。おそらくやんやの喝采。伝説の力士「大砲(おおづつ)」は身長197cmの大男で、相手の「小錦」がまるで子どもでありました。
第1位:映画の父が撮らせた日本最古の映像「明治の日本」
シネマトグラフを発明したリュミエール兄弟が、世界各国にカメラマンを送り込み撮影いたしました映像の一つであります。明治時代の銀座や新橋、横浜には、路面電車や馬車が走り、着物姿の人々が闊歩しております。また、一風変わった剣道の稽古シーンが。 一対一ではなく、隣の剣士に面を食らわせ、転んだ相手を上からバンバン叩く。相手が入り乱れ、白熱してくると、太鼓が打ちならされ、ほら貝が吹かれ…(もちろん無声ですが)。「これはもはや日本の武道ではない」演出入りの剣道。リュミエール兄弟が最初に上映した映像も、何気ない日常の一場面に演出を加えたものなのですが、いや、これには笑いました。
フィルムセンターでは、今年の夏も、「子ども映画館」企画で活弁を体験して頂きます。
◆7月28日、8月3日フィルムセンター子ども映画館【活弁と音楽の世界】
毎年、親子でたくさんの方にご覧いただいています。申し込みは20日からとのことです。
開催日時:6月16日(土)12:00より(受付開始 11:30)
場所:レストラン「キャッスル」 03-3506-5070 千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル9F
会費: 6000円 (但し学生は無料)
活弁上映:『血煙高田馬場』『大学は出たけれど』
帰り道、たまたま車中でフジテレビのザ・ベストハウス123を観ていると。
あれ?観た顔が…。
お世話になっている国立近代美術館フィルムセンターの主任研究員岡田秀則さんではありませんか。日本一の所蔵数を誇る施設で、膨大な数のフィルムに全て目を通しているという方。(と紹介されていたのですが、本人曰く「そんなわけないじゃないですか(^^;」)
彼が選んだ
「いにしえの日本が見られる超貴重!秘蔵フィルムBEST3」
の放映なのでありました。すべて明治時代の、古い古~いドキュメントフィルム。
私が普段活弁で上映する作品は大正、昭和の、無声映画時代後期のものばかり。
初めて観るフィルムはとても興味深いものでした。
第3位:偉人が動く!日本最古の探検ドキュメンタリー映像「白瀬中尉の南極探検」
日本初の南極探検隊の偉業を撮影したフィルム。南極へ向う人々の格好はわりと軽装で、しかも、様々な職種の人たちが参加したと見え、服装もバラバラであります。氷点下25度の別世界南極に降り立ち、右往左往、探検する人々。皇帝ペンギンと日本人の初めての遭遇シーンは、フィルムの回転が早いせいもあるのでしょうが、遊んでいるのか遊ばれているのか、ペンギンたちと戯れる様子が可愛くて微笑ましいものでした。
第2位:動く伝説の巨人!日本最古の大相撲映像「両国大相撲」
絵でしか見た事のない、明治時代の力士たち。これが意外にも、あまり太っておりません。身軽で、柔道のような投げ技もあり、その取り組みはかなりコミカルで新鮮でありました。今、あんな取り組みがあったら、絶対、湧きます。おそらくやんやの喝采。伝説の力士「大砲(おおづつ)」は身長197cmの大男で、相手の「小錦」がまるで子どもでありました。
第1位:映画の父が撮らせた日本最古の映像「明治の日本」
シネマトグラフを発明したリュミエール兄弟が、世界各国にカメラマンを送り込み撮影いたしました映像の一つであります。明治時代の銀座や新橋、横浜には、路面電車や馬車が走り、着物姿の人々が闊歩しております。また、一風変わった剣道の稽古シーンが。 一対一ではなく、隣の剣士に面を食らわせ、転んだ相手を上からバンバン叩く。相手が入り乱れ、白熱してくると、太鼓が打ちならされ、ほら貝が吹かれ…(もちろん無声ですが)。「これはもはや日本の武道ではない」演出入りの剣道。リュミエール兄弟が最初に上映した映像も、何気ない日常の一場面に演出を加えたものなのですが、いや、これには笑いました。
フィルムセンターでは、今年の夏も、「子ども映画館」企画で活弁を体験して頂きます。
◆7月28日、8月3日フィルムセンター子ども映画館【活弁と音楽の世界】
毎年、親子でたくさんの方にご覧いただいています。申し込みは20日からとのことです。