akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『ドルフィンブル-』

2007-06-15 | 映画・芸術・エンターテインメント
真夏のような陽気の一日でした。朝から、美容院へ行きクリーニング屋さんへ行き、映画の試写会へ行き、仕事の打ち合わせをして、友人のお父様が出展している芸術協会展で絵画を見て、リハーサル。そして、軽く?一杯。

今日の試写会は『ドルフィンブルー~フジ、もう一度宙へ』。沖縄ちゅら海水族館のイルカ「フジ」の実話を基にした物語。

原因不明の病気になったイルカ「フジ」。尾ビレの壊死した部分を切り落とし、一命はとりとめた。だが泳ぐことができず浮いているだけの死んだも同然。「フジをなんとかしてやりたい!」一人の獣医の熱意から、世界初の人工尾ビレを得てフジの命は輝きを取り戻していく。

イルカは動物の中でも、もっとも人なつっこく、人間と意志の疎通ができると言われますが、その愛らしい姿を観ているうちに、自分も作品中のイルカたちと親しくなっていくような気がして、どんどん愛着が湧いてきます。
また、この映画は、イルカの再生物語であると同時に、それを必死に願う人々の、成長物語でもあります。子供から大人への脱皮、親へのわだかまり自分の殻からの脱皮、自己満足の仕事からの脱皮。それぞれが、フジの生命力とフジへの愛情の中で、気付かされ、癒され、成長していく、優しさのあふれる感動のストーリーです。この夏、ぜひ子どもから大人まで多くの人に観ていただきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする